京都嵯峨嵐山の紅葉の穴場にして恋愛パワースポット「直指庵」





京都は嵯峨嵐山と言えば紅葉のメッカ。

普段から人気観光スポットなのに、紅葉時期はとんでもなく混みます。

が、この嵯峨嵐山エリアで静けさすら感じられる超紅葉穴場スポットがあります。

それが「直指庵」。

紹介することすら憚られるほどの穴場紅葉スポット。

嵐山、嵯峨のメインストリートからは離れているので、その静寂と穴場感は折り紙つき。

かつ、ほぼ京都紅葉ガイドブックでは掲載されているのを見たことがありません。

まー常寂光寺、宝厳院、天龍寺など有名どころが集まってるエリアですからね

カーナビに入れる時、間違っても「指月庵」と入れないでください。

なんとなく、指の庵的な?とうろ覚えで打つと、甘味処の「指月庵」が出て来てしまい、大変なことに!

こっちは天龍寺近くの超人ごみなので、クルマで向かっちゃうとヤバいです(筆者体験談)。

指月庵紅葉

というわけで、「直指庵」に向かいます。

嵯峨嵐山駅から徒歩だと30分以上はかかります。

駅近くでレンタサイクルを借りるのがベスト。駐輪場はあります。

バスなら、京福電鉄嵐山駅より京都バスで大覚寺行き7分。

そこから徒歩15分ぐらいです。

筆者はクルマで行ってしまいました。

門の前にスペースがあったので、停めて受付に行くと、

「まさかクルマでいらっしゃってないですよね?」と受付のおばさんに聞かれ、

「あ、クルマです」と言ったところ、

「こちらに駐車場はないです。檀家さんの駐車場しかないんです」

と怒られ始めるが、駐輪場の方に置くなら、今回はいいとのこと。

こ、これは。。すみません。が、なかなかコワイ感じだなあ。

が、突っ返すのではなく、今回は大目にみてもらって、停めさせてくれるなんて優しい。

それとも、京都的な対応で、本当は「え、お前、本当にクルマ置いちゃうの? 帰れって意味だよ!」

だったのかなー。真意のほどは分からず。。

さらに、基本的にはやっぱり厳しいらしく、いろいろ禁止事項が。

お子様連れの場合は、本堂、阿弥陀堂では必ず手を繋ぐこと。

本堂では絶対に、縁側からのみ写真を撮ること。本堂の方からはダメ。

とかなり厳しい口調で言われる。すごい気迫だ。

指月庵紅葉2

もちろん了承して境内へ。

超穴場紅葉スポット。これはいい。

まずは人が少ない。なのに紅葉が見事。

枯れた味わいの素朴な垣もかっこいい。

指月庵紅葉1

竹林と紅葉の道。自分が俳人ならここで一句詠みたいのだが。。

指月庵紅葉3

あれよあれよと言う間に真っ赤な紅葉の世界に突入して行く。

これはきれいだ。極楽じゃー。

指月庵紅葉4

さらに突き進んで行くと、本堂たる庵が。かなり侘び寂び感出てます。

指月庵紅葉5

視線を落とすともみじのカーペット。それもこれはかなり厚手のカーペット。

指月庵紅葉6

厚手のカーペットの下は緑の苔。これは春、夏もきれいなんでしょうね。

指月庵紅葉7

本堂。いかにも誰か住んでそうな佇まい。

それにしても「撮影禁止」やら禁止事項が多い。

実際、中も仏像の前に張り紙されてたり、なかなか神経質。

指月庵紅葉8

本堂からの眺め。実際、ここは1、2を争う直指庵のビュースポットなんだけどうまく撮れず。

その理由は、ちょっと散りすぎてる。そして、後ろに下がって撮っちゃダメだから笑。

よく見ると本堂の上の方に監視カメラが!! そこまで信用ならんか笑。

と、直指庵には紅葉ともう一つ、特色があるのだが、それは「想い出草ノート」。

忘れたいことを、ここに書いて忘れましょう、的なノート。

が、これが読むとほとんど恋愛の話。

しかも、ここに来て恋愛が成就しました、ありがとう!的なハッピーな感じ。

そういえば、拝観者カップル多いかも。

どうやら、恋愛パワースポットとしても知る人ぞ知る感じらしいです。

指月庵紅葉9

和風テラス、軒先から横を見る。まずまず散ってない。

指月庵紅葉10

偶然なのかたまたまなのか、下駄に赤いもみじが。絵になっちゃうなー。

指月庵紅葉11

本堂からこちらの道に行く途中の紅葉の絨毯も本来は直指庵の撮影スポット。

が、この日はちょっと遅かったー。もう茶色だったので特に撮らず。

ちなみに行ったのは12月3日。

ちょっと遅い。

よく散りもみじの紅葉カーペットは見ごろよりちょっと遅く行くイメージだけど、

あんまりそれ、意識しないほうがいいかもです。

見ごろ時期に行ってもけっこうもみじカーペットになってますね。だいたい。

指月庵紅葉12

秋の日差しは夕暮れっぽい。ちなみに時間としてはこれで13時。

嵯峨野の雰囲気出てます。

指月庵紅葉13

意外に知られてない「勤王の女傑」こと、津崎村岡局の墓が。

実際知らんかった。そんな人もいたのね。

指月庵紅葉14

観音様の周りを紅葉が覆い尽くすこれまた格好の撮影スポット。

この観音さまのところに好きな人を入れて撮るとかなりよさげ。

実際、おじさんと女子高生(のコスプレ?)をして撮影会をしている人たちが笑。

よく、あの受付のおばさんの関門を突破できたものだ笑。

指月庵紅葉15

阿弥陀堂。茅葺き屋根が美しい。

中は、仏像や屏風など寺所蔵のお宝が。

もちろん撮影NGで厳しい感じで、全体からくる緊張感で生きた心地がしない。

指月庵紅葉16

真っ赤な紅葉があちこちに。遠くで撮影しているのは先ほどのッ笑!

煩悩が渦巻いている。。

指月庵紅葉17

竹林からみる紅葉。幽玄ですなー。

ここはいいね。見ごろの時期にまた来よう。

この感じだと見ごろは11月下旬です。

 

直指庵

〒616-8441 京都府京都市右京区北嵯峨北ノ段町3
9:00〜16:00
京都府京都市右京区北嵯峨北ノ段町3


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