京都観光とグルメのブログ

「祇園祭」② 京都人がオススメする楽しみ方




京都の夏の風物詩、祇園祭のクライマックスは前祭の宵山だと思う。

宵山とは、日中に行われる山鉾巡行の前日の夜に行われるイベント。

山鉾巡行の前日を宵山、前々日を宵々山、3日前を宵々々山と言います。

駒形提灯に日が灯り、出店がにぎにぎしく立ち並び、祭囃子が京都の町のあちこちから聞こえ、

旧家では自慢の家宝を展示する屏風祭が行われる。

幽玄なお祭りの雰囲気が最高潮に達する夜と言えるでしょう。

この中を、ビール片手にブラブラするのが最高に楽しい。日本の夏、京都の夏って感じ。

では、さっそくブラブラ歩いてみましょう。

夕方6時ごろ。歩行者天国になる四条通りはすでにこの人出。まだ日が高く、幽玄な雰囲気はまだ。

京都の町全体がお祭りモードになるのが楽しい。

祇園祭限定、「蛸薬師BAR」。普段はなんとか会館みたいなところの駐車場。

あちこちで祇園祭の時だけのお店が出ているのも楽しい。

だんだん日が暮れてきて、提灯の光が幻想的になってきました。ビール、グビっと。

それぞれの山鉾にはそれぞれのストーリーがあります。

ここを真面目に読んでいるととても回りきれません。ちなみにこちらは「孟宗山」の山鉾。

中国の故事で、母のために筍を取りに行き、冬なのに筍が生えていた的なストーリーがモチーフ。

各山鉾には「会所」という集会所みたいな場所があります。大抵はちょっと路地に入ったところにありま

す。各山鉾に関するグッズが売っていたり、お参りする御神体?のようなもの、さらに、巡行の際に山鉾を

飾る装飾品を間近でみることができます。

こちらは「孟宗山」の場所。平山郁夫の垂れ幕が飾ってある。これを山鉾巡行の際、山鉾に飾り付ける。

こちらがご神体、なんだと思う。。だいたい各山鉾にはこんな感じの場所があります。

だいぶ日が暮れてきました。うーん提灯が美しい。

お金を払うと大抵の山鉾に乗れます。こちらはビルの二階から臨時の通路を作って登ります。

「菊水鉾」では名物菓子「したたり」が売ってます。もともとが菊水鉾に献上するためのお菓子だったそう。

京都の名水、「菊水の井」のしずくをイメージして作られ、名前は菊水鉾の由来となった、

菊の露を飲んで長寿を保ったという故事から命名。いろんなことが絡んでますね。

お菓子はこんな感じ。夏らしい涼しげなお菓子。琥珀色が美しい。京都のお菓子屋さん「亀廣永」で買えます。

丹波寒天、沖縄の黒砂糖、阿波産の和三盆、そして京都の地下水と素材にこだわり抜いた一品。

食べる時は必ず冷蔵庫でキッチリ冷やしてください。これ必須です。

トゥルンっとした食感と抑えめで味わい深い甘さがジーンとくる美味さ。

確かにこのお菓子と緑茶はかなり合う! 絶品。


京都食べ歩き ブログランキングへ

京都府京都市 ブログランキングへ

にほんブログ村

にほんブログ村



モバイルバージョンを終了