京都に紅葉の名所は数多あるけれど、ここを外すことはできません。
東の横綱を「永観堂」とすると西の横綱はこの「常寂光寺」だろう。
永観堂が赤一色の迫力、とすると、
永観堂は赤、黄色、緑、橙、と言った色の洪水が素晴らしい。
境内のサイズ感も横綱級。
祇王寺や蓮華寺は小ぶりな感じだけど、常寂光寺は境内が広く、
あちこち回りながら、かつ、紅葉の見え方、趣がいろいろあるので、
2、3個お寺を巡ったかのような充実感。
京都に来たけど、あちこち見て回る時間がない、けど、
京都らしい紅葉が見たい!って人にオススメです。
まー京都駅から離れているのが玉にキズですが、
もう、今回はここのみ!って決め打ちしちゃっても
全然満足感あると思います。
時間があれば、嵯峨一円をブラブラもできますし。
祇王寺など近くにも見るとこはいっぱいあります。
が、横綱級なので、まずまず人は多いです。
京都の紅葉を語るなら、一度は絶対に行くべきスポットと言えるでしょう。
さ、いよいよですよ。この門をくぐれは紅葉ワンダーランドです。
いきなり出ました。仁王門。鄙びた建物と紅葉が合う。
まだちょっと青いですねー。でも十分キレイです。
仁王門からかえりみる。ここが最盛期には真っ赤になるらしい。
ちなみに訪れたのは2015年11月25日。どの時期に行くか、ご参考にどうぞ。
仁王門をくぐると階段の斜面にもう、紅葉しまくった木々が生えまくってます。
赤、黄色、緑、入り混じって色の洪水ですわ。
見上げれば紅葉の雲。人も多いけど。
燃えるような赤。もう山火事の中にいるみたい。
いやー写真撮っちゃうよね!同じような写真が続きます。
だいたいこの階段からみんな後ろふりかって写真撮ってます。
常寂光寺イチバンのフォトスポットなので必ず振り返ってください。
階段登りきっても紅葉、紅葉、紅葉。
赤絨毯と石畳もいい感じっす。
360度、一服の掛け軸のような空間。こりゃ京都の紅葉の醍醐味ですなー。
紅葉写真テクニック。寺社仏閣の建物をバックにすると、影の部分の紅葉がキレイで京都っぽいっす。
曇り日とかにオススメ。
常寂光寺
京都府京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3
075-861-0435