京都観光とグルメのブログ

【晴明神社】金メダルの羽生結弦も験担ぎ! 厄除け、京都パワースポットとしても人気。





平安時代に活躍した陰陽師・安倍晴明を祀った神社。

夢枕獏の小説、映画で一気に全国的に知れ渡った安倍晴明。

最近では、羽生結弦選手が参拝したことで、これまた人気に。

境内の絵馬もほとんど羽生選手に関する祈願になってしまいました笑。

京都の北西、堀川通り一条上ルにある晴明神社への行き方は、

【バス】

JR京都駅からは9番のバスで「一条戻橋・晴明神社前」で下車、徒歩約2分

【地下鉄】

烏丸線「今出川」駅より徒歩12分

が一番近いです。

堀川通りに面した一の鳥居。

陰陽師を表す「安倍桔梗」こと五芒星がとにかく珍しい。

桔梗の花をマークにしたんだけど、星みたい。

というか、安倍晴明は天文学者だったので実に奇遇。この当時、星の書き方はなかったはず。

このあたりもちょっと不思議だよなー。

二の鳥居の前に、ちょっと左のほうに行くと千利休屋敷跡の石碑が。

時代は違えど、その時代の時代の異端児、かなりユニークな二人が同じ場所に住んでいたなんて。

なんかこれもただの偶然とは思えないなー。

この場所にはやっぱり神がかった何かの力があるのかも。

二の鳥居。提灯に描かれた五芒星が赤と黒。うーんこれも意味ありげだ。

境内入ってすぐ右に行くと「晴明井」がある。

安倍晴明が念力で湧き出させた井戸。もうあちこちに伝説が散らばってて大変です。

千利休がこの水で湯を沸かし、豊臣秀吉に茶を振る舞ったという。

その年毎の恵方に回転させる。

足元には北斗七星。あちこちに謎解きのように意味ありげなあしらいが。

本殿。もともとこの地は安倍晴明の屋敷があった場所。

吉凶を占う安倍晴明が選んだ場所だから、パワースポットなんでしょうね。

きれいにしてます。静粛な空間。

中に入ったら浄化されそう。その前に怒られるけど。

はい、この方が安倍晴明さんです。

こういう像を見るといつも不思議に思うのだが、どうやって顔の見た目決めてるんだろう笑。

まー適当でしょうね。雰囲気雰囲気。

厄除けの神ですから、当然厄除けアイテム多し。

こちらはなでると厄除けになる桃。

桃は「古事記」でイザナギノミコトが黄泉の国から脱出する時に、鬼に投げつけて逃げ切ったことから、

厄除けアイテムとして有名。鬼退治に出かける桃太郎も当然ここから着想を得てる。

絵馬はほとんど羽生結弦選手に関することばかりになってしまいました笑。

熱心なファンが多いんだなー。

自分のことを祈願するんじゃなくて人のために祈願するなんてエラい。

陰陽師としての伝説を読むことができます。

しかしスゴい。箱の中をネズミに変えたり、もはや手品師だったんじゃないかと思ってしまうほど。

樹齢300年の楠。樹皮に触れるとパワーを感じられるとのこと。

神秘的な雰囲気、パワースポット感がすごい。

これも印を結ぶ的な陰陽道的な感じ。魔除けなんでしょうね。

と、ここまで来たら近くの「一条戻橋」はマストで見ておかないと。

この橋の下は黄泉の国につながっているという伝説があります。

安倍晴明はこの橋の下に式神を隠してました。

式神とは、鬼だけどいい鬼、って感じで安倍晴明の儀式の手伝いなんかをしてました。

なぜここに隠していたかと言うと、元々は一緒に住んでいたのに、

安倍晴明の奥さんに気持ち悪いから、家に置いとくのはやめてと言われたから、

シブシブ屋敷から出し、こちらに匿ったという笑。

このエピソード、突然人間ぽくて笑える。

他に、「戻橋」の名前の由来となった、

死んだの父親の棺がこの橋の上を通った時、子供がお祈りをすると生き返った話とか、

「平家物語」に出てくる渡辺綱が鬼の腕を切り落とした場所だったり、と

エピソードに事欠かない。

で、一応、橋の下を確認。

まー特に何もないんですけど。

一番びっくりしたのが、誰もいないと思っていたら、突然、ランニング中のおじさんが

向こう側から走ってきたこと。 マジびっくりした!

 

晴明神社

京都市上京区晴明町806(堀川通一条上ル)
9:00〜18:00(無休)
駐車場 当神社の南隣にある駐車場(コインパーキング)あり。
社務所 075-441-6460 (9:00~18:00)

京都市上京区晴明町806


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