京都旅行に来たけど、残念、桜の時期を逃した、と思っている方に朗報。
世界遺産の仁和寺のお花見は4月中旬以降が見ごろです!
どういうわけか、ここの桜だけは開花が遅いんです。
しかもはっきりとした理由は科学が発達した現代でもわからず。
一応の理由としては、下が粘土質で根を大きく張れないため、
背が低く開花も遅い、とのこと。現在も調査中。
ミステリーですね。
アクセスは、
電車なら、京福電鉄北野線「御室仁和寺駅」下車で徒歩3分。
バスなら、京都駅から26番で約40分。
車でも、駐車場が100台分あるので、見ごろ時期でもそうそう「満車」にはならない。
京都3大門の一つに数えられる「二王門」。ちなみに他2つは、南禅寺と知恩院です。
確かに立派です。ほれぼれする。道路に面してると特にその大きさ、立派さが際立つんですよね。
御室桜が咲く桜園以外も、境内にはあちこちで桜が咲いてます。
そして、はい、こちらが仁和寺の御室桜。
背丈が2〜3mしかない不思議な桜。
桜園の中はダメですが、お寺としては珍しく飲食可能。
なのでピクニック気分でお花見できます。
桜園に入ると、そこはまさに桜の園!
背丈が低いので、見渡す限り桜の花びらに囲まれる感じが華やか。
こりゃー昔から花見の名勝だったのも納得。
「ねぶたさの 春は御室の 花よりぞ」 与謝蕪村
「春がどうにも眠いのは仁和寺の御室桜から来るんじゃないかー?」
という、無茶苦茶、御室桜のせいにした句も詠まれてる。
まー確かに。こんだけ見事に咲かれたら、催眠効果とか、体に何か妖しい作用がありそうな気がしてくる。
京都でお花見、桜となれば、なんとしても、お寺屋根とか入れたくなるのが心情笑。
仁和寺にはうってつけの五重の塔がある。
これをなんとかして入れようとするカメラマン多数。
実際、人が写ってない写真ばかり載せてますが、本当はアングルによっては人いっぱいいます笑。
と、いうわけで人が写らないように撮れるアングル、オススメその1はココです。
もうちょっと下にカメラを向けると、人たくさん通ってます笑。
でも、まずまずいいでしょう?
はい、このアングルもオススメ。
入り口から一番奥に行ったとこですね。
右下、若干人がたくさんいるのバレちゃいましたね笑。
そんな時は、、
はい、やってやりました! 必殺トリミング。
これでインスタ映えもイケそうな、ザ・京都ならでは桜、お花見写真の完成です。
しっかり五重の塔が入ってますからね。
昔の人の俳句、
「仁和寺や 足もとよりぞ 花の雲」 春泥
の世界観を完璧にトレースした写真の完成です。ビバ・現代技術!
地面の桜の花びらがまたきれい。
さっきの「あしもとよりぞ」はこういう意味かも。
京都の桜も仁和寺で今年も終わり。来年までのお楽しみ、ってことになるなー。
まさに京桜の「名残」です。
仁和寺
〒616-8092
京都府京都市右京区御室大内33
TEL/075-461-1155