京都観光とグルメのブログ

京都幕末、新選組のアミューズメントパーク「旅籠茶屋 池田屋 はなの舞」





幕末好きなら絶対知ってる「池田屋騒動」。

当然、その現場に行きたくなりますが、平成の現代、今はどうなってるかと言うと、

なんと居酒屋になっております!!

その名も「旅籠茶屋 池田屋 はなの舞」。

そうです、あの全国チェーン居酒屋「はなの舞」の傘下となっております。

まー以前はパチンコ屋だったり、イロイロだったので、

まだ店名に「池田屋」を入れてくれてるあたり、リスペクトがあっていいか。。

歴史ファン、幕末ファンは集いやすいですしね。。

が、ちょっと様子が違うんですけどね。。

はい、外観はこんな感じ。ちゃんと「池田屋」風になっております。

ホッとした。

場所は、京阪電車の三条駅から徒歩4分。

京都市役所前駅からも徒歩5分ぐらい。

店の前にはちゃんと石碑があります。ここで間違いございません。

そして石碑の横には、池田屋騒動のあらましもご丁寧に書いてあります。

知らない方にざっくり「池田屋騒動」についてご説明しましょう。

時は幕末、1864年7月8日。

京の街を警備していた新選組が、長州藩、土佐藩らの勤王派が、

「祇園祭の前、風の強い日に御所に日を放つ」という情報を得る。

で、実際、それを実行しようかどうしようか、という会合をある晩に開く、という情報もゲット。

その会合の場所とされているのが池田屋と四国屋。

新選組は近藤組と土方組の二班に別れ、それぞれ池田屋と四国屋に向かう。

と、実際に会合が行われていた池田屋で近藤隊がバトルに突入!!

近藤勇、沖田総司、永倉新八、藤堂平助が池田屋に踏み込み、

他の者も出入り口を固める。

宮部鼎蔵ら尊王志士たちが殺され、尊王攘夷派は大打撃。

この恨みから、のちの「蛤御門の変」などを引き起こす原因にもなった。

まー昔から戯曲なんかにも扱われます。

司馬遼太郎の本や「蒲田行進曲」なんかにも出てくるし、

超有名な幕末の京都のエピソードの舞台となりました。

「今宵の虎徹(近藤勇の刀)はよく切れる」と言ったとか言わなかったとか。

まーこれものちの創作でしょうね。

ちなみに、桂小五郎もこの会合に出ようとしてたけど、早めに付いたので、

一回寄り道して難を逃れたとか、会合に出てたけど、屋根伝いに逃げたとか。

「逃げの小五郎」と言われるだけのことはありますね。

まーどこまで史実がわかりません。

が、これだけ尾ひれ羽ひれが作ってことは、それだけ名場面だったってことでしょう。

話を戻しましょう。というわけで店内。

これも有名ですが、池田屋と言えば長い階段です。

ここを切られた志士たちが転げ落ちてくる場面がよく演劇や映画で描かれてます。

「蒲田行進曲」を見た方なら、わかりますね。

というわけで、各界の幕末ファンも多数訪れております。

中日ドラゴンズの大野雄大投手(あ、京都出身なんですね)、

「BARAGA鬼」って書いてるのは、演劇集団Z団ですかね、

よみうりテレビアナウンサー森武史さんなど。び、微妙な知名度。。

店内、幕末の雰囲気出てます。

どっちかって言うと、リアリティというより、アミューズメントパーク寄りです。

もう人形とかいるし。完全にそういうノリです。

食事はそりゃあ「はなの舞」さんですからね、安くて普通の居酒屋メニューが並びます。

ちょいちょい新選組メニュー入れてますが、そんなに入れてない。

つまり意外とふつう。

コースターも当然、新選組。これは新選組ファンなら一枚持って帰りたい。

で、地下が驚きなのだが、完全に新選組ファンはファンでも、アニメ寄りです笑。

というかもともとゲーム。「薄桜鬼」ってのがあるんですね。

ミュージカルにもなっているという。

斎藤一とか髪の毛紫だし笑。スゴイことになっております。

ま、まーこういう入り口からでも、幕末に、京都に興味持ってくれるなら嬉しいですね。

 

旅籠茶屋 池田屋 はなの舞
京都府京都市中京区三条通河原町東入ル中島町82申和三条ビル
050-5831-1367

京都府京都市中京区三条通河原町東入ル中島町82


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