京都はタイ料理店が少ない気がする。
やっぱりわざわざ自国を離れて商売するなら東京ってことなんだろう。
もちろん、タイに旅行に行って、タイが好きになって京都でタイ料理屋を開く日本人もいるが、
やっぱり本場の人が覚悟を決めて、タイ料理を京都に開くっていうパターンは少ないと思う。
それでいうと、フレンチとかは案外多い気もする。
欧米人からすると、京都は商売として、というよりはやっぱり、
オリエンタルな古都、京都への憧憬があるんじゃなかろうか。
と、そんな中、いかにもタイ人による運営って感じがするタイ料理屋さんが「バーンタイ」。
京阪電車の「清水五条」駅から徒歩5分。
タイ政府公認のタイ料理を出す店です。
店内の雰囲気もタイの食堂の雰囲気が出てます。
店員さんもこの日に限ると100パーセント全員タイの方たちでした。
箸箱も日本では絶対売ってなさそうな、いかにもタイ現地調達らしい雰囲気。
タイ好きにはたまらないんじゃないでしょうか。
お冷やも、いかにも夜はレモンサワー用と思われるコップにこれでもか、とばかりになみなみと注ぐ。
この感覚、絶対日本人にはないなー笑。
それだけ辛いって古都なのかとちょっとビビる。
さてランチ。グリーンカレーや色々悩むんだけど、結局いつもコレ、カオマンガイ。
アジア料理の中でもトップクラスで好きなんだよなー。
辛くないし。長粒米のパラパラ感と鶏肉の脂と出汁が合うんだよなー。
こちらのお店のカオマンガイも外さない美味しさ。
カオマンガイってもはや日本で言う生姜焼きですね。
おそらく誰が作っても不味く作れない料理。鉄板の美味しさです。
ちょっと量が少ないなー。そこ、京都風にアレンジしなくてよかったのに。。
結局、ペロリと一瞬で食べてしまった。。
パクチーも合うなー。。
と、実はこの鉄板のカオマンガイとかなり悩んだメニューがある。
それが「マッサマンカレー」。メニューを読むと、
アメリカのサイト「CNN Go」で「世界で最も美味しい50種類の食べ物」という企画で、
ナンバーワンに輝いたイスラムカレーです、となっていた。
そんなに美味しいの!? じゃー食べてみたいんだけど、イスラムの料理なの?
せっかくタイ料理屋来て、それは違うかーと思ってやめたけど、
なんと歴としたタイ料理らしいじゃないですか!
タイ南部のイスラム教の信者が多い地方のご当地カレーだったんですね。
紛らわしい書き方やめてよもう。次は絶対食べるぞ!
このあたりの日本語のうまく使えてない感も含めて、いかにも現地、本場感のあるタイ料理屋さんです。
バーンタイ
京都府京都市下京区河原町五条下ル平居町64 ROYAL河原町五条1F
075-351-8787
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