京都でミッドセンチュリー系の家具を探すならまずは「カリモク60 京都店」がいい。
実は「カリモク60」って、ここ10年、20年ぐらいのミッドセンチュリー家具ブームや、
北欧家具ブームに乗った感じの比較的歴史が浅い会社だと思ってたら、
めちゃくちゃ歴史のある会社だったんですね。
「カリモク」のHPの歴史がなかなか読み応えがあったので、ここでちょっとご紹介。
「カリモク」は江戸時代から続く木材屋の家業を継いだ加藤正平さんが、
1940年に愛知県刈谷市に木工所を創業する。
「カリモク」の名前の由来、意味は、
刈谷市の「カリ」と木工所の「モク」、それを略して「カリモク」だったんですね。
戦時中は、軍に寄与しなければならず、弾薬箱などを作っていた時期もあったそうです。
戦後は、大八車や下駄など、木が関わる製品はなんでも作ってなんとかしのぐ。
1947年には、トヨタ自動車の前身、豊田自動織機製作所から、紡績機の木材部分を受注。
1950年に入ると、ミシンのテーブル部分を製造、アメリカ向けの家具の輸出へと事業を拡張していきます。
1960年代、テレビのキャビネット部分の製造などを経て、ついに自社家具ブランド「カリモク」が生まれる。
って、全然知らなかった!
「カリモク」のカタカナフォントとか、いかにも今風だし。。
失礼しました!
と、前置きが長くなってしまいましたが、こちらが京都店。
柳馬場通り四条上ルにあります。
最寄駅は河原町駅と烏丸駅、四条駅ですべて徒歩6分ぐらい。
錦市場と目と鼻の先です。
カリモク60と言えば、やっぱりこのグリーンのクッションと木のブラウンの組み合わせですね。
とりあえずここでセットで買えば部屋が一気におしゃれになるだろうなー。
全体的に背が低く、威圧的じゃないのがいい。でもちゃんとシック。
こういう背が低いテーブルいいですね。
部屋が狭く、リビングとダイニングが別れてない部屋なら、
このテーブルとソファを組み合わせられれば、一気に部屋のスペースが広くなる。
ご飯も食べられて、ソファでそのままゴロンとしてテレビ見るみたいな。
このセットはもはやカフェだなー。
と、「カリモク60」の家具以外にいろいろ売ってるんですね。
トータルでリビングダイニングのご提案、って感じでしょうか。
確かに家具の世界観に合うアイテムたちです。
soilの「ドライングブロック」、波佐見焼きのCOMMONのお皿など、確かに合うだろうなー。
佐賀県の陶磁器メーカー「HASAMI」のマグカップもこりゃ確かに合うでしょう。
きれいな色使いがいいですね。
日本全国のおしゃれな雑貨屋さんのものが並ぶ。
なんかこのコンセプト、あれに似てるなーと思ってたら、
やっぱり「D&DEPARTMENT」Tと絡みあるんですねー。
文房具も置いてある。
こういうのは見てるだけ楽しい。
京都では「イノブン北山店」でも取り扱いがある「カリモク60」。
でもやっぱりこっちのほうが商品豊富でいいかな。
あと「カリモク60」の世界観に似合うキッチンアイテムや雑貨も見られるのもいい。
定期的に足を運びたくなるショップです。
「カリモク60 京都店」
京都府京都市中京区瀬戸屋町471
075-251-0561