京都観光とグルメのブログ

京都でも有数のデカいお寺「妙心寺」では龍雲図を見ないと!





JR「花園」駅から徒歩5分、とにかくデカい「妙心寺」。

京都五山(別格:南禅寺、第一位:天龍寺、第二位:相国寺、第三位:建仁寺、第四位:東福寺、

第五位:万寿寺)という足利氏が庇護した格式の高いお寺がありますが、

この「妙心寺」は足利氏とあんまり仲がよくなかったので外れてます。

権力者におもねることなく、修行第一のカッコイイお寺です。

こちらは北門。北門から伸びる道でどれだけ広い敷地か窺い知れます。

実際、境内では自転車と何台もすれ違うほど、普通の通りのように市民に愛されています。

いや、それにしても広いなー。塀に囲まれた中世の都市のようです。

妙心寺の塔頭は40を超えるそうです。

なので、一体どこを見ればいいかわかりにくい。

というわけで、拝観案内があります。

ちゃんと係りの人が案内してくれます。

拝観案内は20分毎くらいに集まってツアーが始まります。

ツアーが始まって、まず連れて行かれのが「法堂」です。

ここの天井画が狩野探幽が描いた「雲龍図」。

とにかく京都でも一二を争う大迫力!! 残念ながら写真不可。

いろいろな角度から見ても絵になる不思議な絵です。

昇り竜の絵に見えるアングルもあれば、降り龍になっていたり、

ちょっとズレただけで、違う絵に見えるから不思議です。これは一見の価値アリです。

また、元々はこちらの鐘楼にあった国宝の梵鐘も見ることができます。

698年、日本最古の鐘だそうです。

昭和の時代まで現役だったそうで。国宝ってけっこう大事に扱われてるのかと、

思いきや全然現役でやってたんですねー。

今は、もちろん突かれることなく安置されてますが。。

録音された音を聴くことができます。

これがビックリするくらい、本当に目の前の鐘の音に聞こえるのがスゴイ。

さらにツアーは続き、「浴室」別名「明智風呂」に案内されます。

こちらは、明智光秀が入ったお風呂、ではなく、明智光秀が自害しようと妙心寺にやってきたことから、

その供養のために作った「浴室」。若干、混乱しますね笑。

境内はとにかく広く、とりあえずあちこち歩き回ることができます。

なんだか時代劇とかの撮影やってそうです。

三門や仏殿も超デカい。

人もそんなにいないのでフラフラ歩き回ってるだけで、タイムスリップしたかのようで楽しい。

と、もう一つ、妙心寺に行ったら見ておきたいスポットがあります。

それが「退蔵院」。こちらはその2へ続く。

 

妙心寺
京都府京都市右京区花園妙心寺町64
075-463-3121

 

京都市中京区御幸町通六角下る伊勢屋町345


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