いかにも京都祇園らしい雰囲気でしっぽり飲みたい、って時にぜひおすすめなのが
「ザ・コモン・ワン・バー・キョウト」。食べログでもバーランキング2位の良店です。
京都の祇園と聞くと、ちょっと格式高く、入りづらいものがあります。しかもバー。
ですが、こちらのバーは一見さんも関係なく接客してくれる。
せっかく京都に来たのだから、祇園を満喫したい、という旅行者にはぴったり。
しかも場所は「ザ・祇園」の新橋通。白川南通から斜めに延びる通りです。
通りの両サイドはこれまたいかにも祇園っぽい町家が並ぶ。風情、カンペキ。
カンペキなだけに、どの店も入りづらい雰囲気満点。
間違って入るととんでもない料金だったりしそう。
「ザ・コモン・ワン・バー・キョウト」はさらにハードル高い。
なぜなら、この通り沿いから、さらに奥へ向かう路地を通っていく。
もちろん、わかりやすい看板がない。隠れた穴場感がすごい。
まず、人一人通れるぐらいの小さな門をくぐります。
看板はなく、普通の町家の勝手口のような門です。かろうじて、表札があるのでそこをチェック。
しかも、「小笠原流京都連絡所」と書いた表札の下にあります。
うーんどういうこと?
実は「何生館」というお稽古事をする施設の一角を夜はバーとして使っているそう。
カラカラカラ〜と木戸を開けて、風情あるスロープを歩くと、茶室のような建物。
あ、「小笠原流京都連絡所」のほうに来ちゃった?と一瞬戸惑うけれど、
建物の前にバーテンダー風の人が立っていて、
「いらっしゃいませ」といって案内してくれます。
建物内はお茶ができそうな和室の横を通って、やっとバーに到着。
完全な和の世界から一気にバーへ。この別世界に来たような演出が楽しい。
整然と並んだウィスキーやリキュール、グラスが美しい。銀座っぽいレイアウト。
でもちゃんと坪庭があって、キョウト祇園らしさを失わず。
店内は一枚板のカウンターとテーブル席。常連さんも楽しげに世間話。
一見さんも普通に。高級感があるが、屈託のない雰囲気。
キウイのフルーツカクテル。つぶつぶ。フレッシュ。お酒感よりフルーツ感が完全に勝ってます。
ナッツとドライフルーツのおつまみ。ドライイチジクが美味い。
ラガブーリンのロック。
ハイボールも。
隠れ家的で入りづらいのは最初だけで、入ってしまうと一見さんも関係なく丁寧な接客がうれしい。
お酒も美味しいです。京都旅行者は祇園の雰囲気を味わうにはうってつけといえるでしょう。
ザ・コモン・ワン・バー・キョウト
京都市東山区新橋通大和大路東入元吉町46 何生館内
TEL 075-561-5644
◆営業時間 5:00pm~2:00am ◆年中無休◆
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