京都市役所前駅から徒歩6分、京都は麸屋町通三条上ルにあるハイクラスな天ぷら屋さん「点邑」。
というのも、京都の旅館でおそらく最高の宿「俵屋旅館」がプロデュースしています。
2018年のミシュランでも一つ星を獲得しているのも当然、といった感じです。
こう聞くと、なんとなく老舗らしい佇まいを思い浮かべてしまいますが、
これが京都らしさをものすごくモダンにした雰囲気です。
入り口は通りから奥へ続く細い道。道をずんずん進むと、小さな純和風のお庭が。
ふと右を観ると、建物が安藤忠雄っぽいコンクリート打ちっ放し。
なんとなく現代美術館のような佇まいです。
中に入ると、やっぱり壁はコンクリート打ちっ放し。やっぱり安藤忠雄設計なのかなー。
でも、この通路の雰囲気、コンクリートという点以外は、なんとなく「俵屋」本館に似ている。
ってことは本館と同様、中村外二工務店なのか。
謎は深まるばかりですが、とにかくオシャレと落ち着きと京都らしさがこの空間には満ち満ちています。
二階のカウンターに通される。
とにかくきれいで落ち着く空間。外の青葉もよく見えて雰囲気よし。
器もどれもがよく吟味されている印象。
普段のランチに比べると数倍華やぎますねー。
お昼限定の天丼(2376円)なんてのもありますが、
まー量が少なそう。
ここは豪勢にランチのコースといきましょう。
トップバッターはいきなりエビ。頭もカリカリに揚げて、クリスピー。
とにかくサックリした食感。ベタベタしない。
なので、素材の味がダイレクトに味わえる。
おそらく素材がいいので、その味を味わってもらおうと、軽い天ぷらを目指しているんでしょう。
女性向きな天ぷらとも言えます。
大将は「京都ならではの天ぷらを目指してます」とのことで、
生麩、湯葉といった京都の食材をネタに入れてきたり、
技法もちょっと天ぷら屋プラス、和食屋さんといった雰囲気。
まーなんか洗練された味や雰囲気を感じます。
デザート前の締めはミニ天丼。これが美味い!!
淡くサックリとした上品な天ぷらいただいた最後に、ちょっと濃い味の天丼、構成がまたいいですね。
天ぷらを食べた後なのに、さっぱりとする上品なお味。いい店です。
まーちょっと、毎週とか来れる感じの値段じゃーないですけど笑。
それにしても、口コミとかを見ると、「ランチの天丼が最高!」的なコメントが多いですね。
やっぱり今度は天丼食べにこようかなー。
夜は夜で天ぷらと一品ものがいろいろ出てくる模様。
これは何度か来てみたくなる店です。
点邑
京都府京都市中京区麩屋町三条上ル下白山町299
075-212-7778
11:30~13:30
17:30~21:00
火曜定休
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