京都はとにかくスイーツが豊富。
当然歴史を感じさせる和菓子、和菓子と言っても、茶道に使う高級感ある生菓子から、
庶民の味である大福やお団子、さらには葛きりやかき氷、抹茶パフェなどなど。
そこに、外国系チョコやケーキ屋さんが一号店を京都に出店するケースも多い。
と、とにかく街を歩けばスイーツにあたる、と言っても過言じゃないくらいある。
そんな中、歴史は深くないけど、いまどきの京都初のスイーツ屋さんも多い。
その一つが「ハンデルスベーゲン」。
北欧っぽい名前ながら、正真正銘の京都発のアイスクリーム専門店です。
なんだって、こんな名前なのかと思ったら、店主の奥さんが昔スウェーデンに住んでいて、
その近くの通りの名前らしいですね。なんだか手の込んだ名前でややこしい。。
が、名前はどうあれ、とにかく美味しいと言うことで行ってみました!
場所は烏丸線の「北大路駅」から徒歩2分の好立地。この北大路店が一号店です。
店構えは完全に北欧風で京都らしさはゼロ。
この名前とこの店構え、最初は完全に外国資本のアイスクリーム屋さんだと思ってた。
ま、とにかく見た目はかっこいい。
店内は洋風であり、柱などで若干京都らしさもあり。
このバランスもいかにも外国のスイーツブランドが京都に一号店を出した時の雰囲気。
絶対、そこ狙ってるよなー。
店内は京都らしく、うなぎの寝床状態で奥に長い。
奥まで行くと、京都らしい坪庭ならぬテラス席があったりします。
店内はアイスクリーム以外にもカフェ、さらにランチとしても利用できます。
たくさんのフレーバーがあって、どれも美味しそう。
京都と言えばな「京都宇治抹茶」、南国風の「王様マンゴーラズベリー」、
「マダガスカル・リッチバニラ」「フレッシュピスタチオ」などなど、的を得たフレーバーが並ぶ。
ここのアイスの特徴はとにかくクリーミー。そして濃厚。
世界中を旅した店主が美味しいと思ったアイスクリームを再現したそうです。
京都らしく、春、夏、秋、冬で季節に合わせてフレーバーが変わるとのこと。
それにしても、京都らしさってなンなんでしょうね。
おそらくパブリックイメージとしてはこの2つじゃないでしょうか。
その一。素材にこだわってる感。
その二。時間をかけて丁寧に作ってる感。
京都発って言うと、この2つが保証されてる感があるから、京都って得してるよなー。
おそらく京都の歴史、職人、本物を大切にする、的なイメージが合間ってるからでしょうね。
店主はもともと和食の料理人。和食とアイスの共通点はなにか、って発想からスタートしており、
和食の出汁のように、アイスのベースを作り、そこに旬と素材の良さを生かしたアイスクリームを、
ってことになったようです。うーん京都らしさ、なんかこじつけるなー笑。
ま、実際美味いので文句ないですけど笑。
一応、東京の銀座でも支店を出してるようなので、そこで味を確かめてみるのも一興かと。
他に「ハンデルスベーゲンカフェ」なんてのもあるんですね。
と言うか、カフェのほうが支店がたくさんある?
ちょっと業態がよくわからんことになってますね。
ハンデルスベーゲンカフェ 北大路店
京都市北区小山北上総町43番2
075(494)0575