京都観光とグルメのブログ

有馬温泉のオススメ旅館。800年続く名宿でKOBE BEEFを食す。「陶泉 御所坊」その3【夕飯】





「陶泉 御所坊」の半混浴スタイルに度肝を抜かれたのもつかの間、夕食の時間となりました。

本館のプランは部屋食っぽいのですが、新館はお食事どころになるようです。

湯上りにビールをグイッとあおると、いきなり写真を撮り忘れる。。

箸付けとして蟹の茶碗蒸しが出ました。

あっさりとビールを飲み干して、桃のサワーへ。ゴクゴクジュース感覚で飲んでしまう。

やっぱり湯上りはいい。

そして写真は八寸。

水菜と舞茸の明太子和えが入った生春巻き、

金山寺味噌、大葉、胡麻を和えた鰯の手毬寿司、

海老チーズ春巻き、

馬鈴薯、鶏燻製、大豆の最中、

蘇、

鶯玉子味噌漬け。

蘇とは古代日本で作られたというご馳走。牛乳を発酵させて作る。

これ、好きだなー。それにしても古代日本に牛っていたのかな?

牛に限らず、何かの乳で作ったってことかな。

お造り。甘エビ、マグロ、ブリ、鯛。いかにも冬のお造りです。

が、出色だったのが付け合わせの金柑。

これ、うまっ!!

ちょっと器が残念なんだよな。。

ちなみにこちらは子供膳。なかなかのボリューム。

牛肉のしぐれ煮はやっぱり神戸牛なんだろうか。

そりゃそうだろうなー。しぐれ煮なら形が気にならないから、カットした後の細切れ肉を使ってるんでしょうね。

とさらにこちらの皿もつく。

すごい量。牛、豚、鶏肉と全部ある。

煮物。

鰤大根、梅麩、筍、菜の花、蕨、露生姜、刻み柚子。

こっくりした味わいの筍が春っぽい。

菜の花は完全に春ですね。

と、ここでKOBE BEEFの血統書が。

但馬玄という名前の牛だそうです。QRコードを読み込むと父親や母親がわかるそうです。

うーんなんとなくこれから食べるのに、ファミリーヒストリーを知ると食べづらいものが。

なのでQRを読むのやめとく。

はい、KOBE BEEF。但馬玄の藁焼き。

思ったよりちゃんと赤身の味わいがあっていい。

脂はさすがにコッテリ乗ってます。

噛むとジュワジュワっと脂があふれ出てくる感じ。

肉の味わい、脂の濃度が濃い。

わさび付けたくなる気持ち、よくわかる。

藁の香りがのってこれは美味い肉だー。

隣にあるのは但馬玄の有馬煮。お肉を味噌漬けにした感じ。

これはごはんがほしくなるっ!!

天ぷら。

筍、独活、蕗の薹、コゴミ、茗荷、梅長芋。

蕗の薹(ふきのとう)の天ぷら、最高! 天ぷらの野草として一番美味いと思う。

まだ雪が積もる山に、雪を掘ってみると青々とした蕗の薹。

これは春の訪れと言わずして何を言う、って感じです。

兵庫県産の有機米のごはんと猪肉、薩摩芋、蒟蒻、焼き葱、笹掻き牛蒡、三つ葉の味噌汁。

猪肉の味噌汁とはゴージャス。野趣あふれる味わいを堪能す。

ごはんはお櫃で供される。好きなだけ食べてたもれ。

と言ってもかなり腹いっぱい。

果物。デザート八寸、だそう。

もう腹いっぱいだー。

ごちそうさまでした。

 

陶泉 御所坊
兵庫県神戸市北区有馬町858
078-904-0551
 

 

京都府京都市東山区金園町388-3


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