旅館の最後の楽しみ、朝ごはん。
朝起きて、まず風呂へ。寝ぼけた体が一気に熱いお風呂で目覚める。
こんな贅沢な目覚め方、旅館ならではです。
そのまま顔洗って寝ぐせ直して超ラクチン。
ザブンと湯船に入り、ぷはーと大きく息を吐き、露天風呂から外の景色を見ながら、
あーもうチェックアウトしなきゃなーと思うものです。
で、お風呂上がって朝食。この流れがとにかく好き。
これは湯豆腐ですね。朝から湯豆腐。贅沢。それもありだなー。
ていうかこの湯豆腐セットほしい。
フタを開けると三つ葉が浮いたその下に湯豆腐。
こちらの湯豆腐は丹波の黒豆を使用。なのでちょっとグレーがかってる。
味、いいね! コクがある。
実はそんなに豆腐好きじゃないんだけど、ここのは3、4個ペロリといけた。
タレもいい塩梅だった。
ちょっと味に飽きてきたら、鰹節をふりかけて味変。
旨味成分が直撃してきます。
焼き鮭、卵焼き、ひろうす、梅干しや香の物、そして焼き海苔。
超オーソドックスな日本の朝食です。
焼き海苔が異常に美味かった。こんなに味わいの濃い海苔もめずらしい。
そういえば、関西は基本味付け海苔って聞いたけど、ここのは違う。
そりゃー味付け海苔ってちょっと子供っぽいですからね。
焼き鮭も脂がノリにノッテます。ごはんが美味い。
梅干しはすっぱいけど甘いので、ちょっと好みじゃない。でもいい梅ってのはわかる。
ひろうすがまたよかったなー。
餡の出汁がよく効いてるし、箸で割ると、ほろほろと崩れて中の具が溢れ出す。
上等な朝ごはん、旅館の最後の晩餐、ならぬ朝食。
さらば陶泉 御所坊!
陶泉 御所坊
兵庫県神戸市北区有馬町858
078-904-0551
京都府京都市東山区金園町388-3
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