京都の地図を見て、まず思うのが、東本願寺と西本願寺、だいぶ大きいお寺だなってこと。
そして次に思うのが、何が違うの？ってこと。
どちらも最澄が開いた浄土真宗です。
戦国時代、織田信長が苦戦した一向一揆の門徒たちの宗派。
門主が本願寺蓮如、顕如の時代ですね。当時、石山本願寺（いまの大阪城のあたり）が総本山でしたが、
信長と和睦し、石山本願寺を明け渡します。
その後、秀吉の時代となり、京都の烏丸に本願寺を再興することを許されます。
さらに、家康の時代となり、本願寺内で内紛が起こる。
強大な力を持つ本願寺を分断したい家康は、
「じゃー東に土地あげるからそこでやればいいじゃん」と言ってできたのが東本願寺。
以降、西本願寺と東本願寺に分かれることとなりました。
と、よくある質問にすっきりとした答えが出たところで、西本願寺に行ってみました。
京都駅から徒歩１５分くらいかな。
とにかく屋根が連なっててかっこいい西本願寺。
お金持ってそうな寺だよなー。
門も雅な感じでかっこいい。
国宝の門、唐門があったりするのだが、そっちはいま見られない（平成34年まで修復工事）！
さらに、秀吉が建てた聚楽第の一部と言われてる飛雲閣も見られない（平成32年まで修復工事）！！
これ、ほんとに残念！！
東本願寺のほうが若干でかい気がするが、西本願寺だって京都で有数のでかいお寺。
その存在感は圧倒されるばかり。
木造建築ってこんなに大きくできるんだ。。すごいね。
回廊も巨大。京都の公道より幅あるし。
車二台分くらいあります。
東本願寺と西本願寺の違い。
仏像の後光の本数が違うとか、微妙に色々ありますが、
観光客にとって一番でかいこと、それは西本願寺は屋内撮影OKってこと笑。
なんか西本願寺のほうが全体的にゆるいなー。
そして金が目立つ。ゴージャス。
これだけ圧倒的なのになぜ西本願寺も東本願寺も世界遺産じゃないんだろう。
世界遺産の基準ってよくわからない。
いやー明かり一つとっても立派。
全国の信者さんたちは、年に何回か京都に来てお参りするんだろうか。
いいなー、そのまま京都旅行できるし、京都とつながりが持てて楽しいんじゃないだろうか。
なんかお坊さん全然見ないなー。
ほんとほったからかしで、「どうぞご自由に見てってー」な雰囲気がいい。
でも、床とかちゃんと磨き上げられてるので、
まだ拝観時間前とかにお坊さんたちが丹念に掃除してるんだろうなー。
宗教関連の本屋さんもあります。
こ、これは！ 「ろくでなしBLUES」「ROOKIES」の作者、森田まさのりさんによる絵本！
浄土真宗の教義をヒーローもののお話にするなんて斬新っ！！
オビにはつんくさん。確かにこれはわかりやすい。
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西本願寺のまわりは老舗の仏具店やレトロな伝道院などがあり、散歩も楽しい。
漬物の西利や老舗漬物屋など、いろいろあります。
西本願寺
京都市下京区堀川通花屋町下る
075-371-5181
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