京都の床はまさに夏の風物詩。鴨川沿いに居並ぶ町家はこぞって川にせり出した床を出します。
ちなみに、鴨川沿いは床(ゆか)、と読み、貴船だと川床(かわどこ)と読みます。
鴨川沿いは京都でも一等地。なので、ものすごい高いお店と、CP良いお店が玉石混淆。
そこでオススメなのが「スコルピオーネ吉右」。
鴨川がバッチリ見えるリバービュー。これは観光客も納得です。
京都の町家など風情な建物をおしゃれな店舗に変える際コーポレーションが運営するお店です。
京都の会社じゃないから苦労しただろうな笑。
場所は河原町駅、祇園四条から南へ徒歩7、8分と言ったところ。
四条大橋から南へ、団栗橋のたもとにあります。
行ったのはまだ床の時期じゃないですが、ランチ2500円とちょうどいいお値段。
これなら安心なんじゃないでしょうか。
外観は完全に町家なのに店内はバッチリイタリアン。このギャップがたまりません。
しかも目の前の木々は桜。お花見の季節もヤバイことになってそう。
町家のテイストを残しながら家具は洋風という、京都のいま感がハンパないです。
当代京都の代表的なインテリアと言えるでしょう。
眼下には鴨川がバッチリ。
実はわざわざ暑い床行くよりよっぽど居心地がいい。
やっぱりクーラーの効いた部屋で冷たいカクテルの方がいいわ笑。
だんだんタイトルで書いた話とズレてきた笑。
もちろん5月〜9月は床をやってるので、その時期に来る方はぜひ。
が、もう一つ言うと、京都の夏、めちゃくちゃ暑いです。
正直言うと、床のオススメは9月だったりします。
ランチスタート。まずはホワイトアスパラガスに生ハム。
ってことで時期は推して測るべし。てか春です。
あんまり意識してないけど、入った店で季節の食材が出てくるとうれしい。
続きましてパスタ。ボロネーゼ、フェットチーネ。
もっと食えるぞーー。
新牛蒡とウドのトマトソーススパゲティ。
牛蒡好きにはタマラナイ。
メインディッシその1。
鰆と春野菜のフリット。タップナードソース。
季節の食材を必ず入れ込んできます。
メインディッシュその2。
黒毛和牛のビステッカ。筍のグリル。
イタリアンですが京都らしく必ず和の食材入れてきます。
その3、ガリシア栗豚のボリート。新ジャガイモ。
北イタリアの郷土料理だそうです。
ラストは当然ドルチェ。
爽やかな甘さ。
立地、景観、内装、味、値段の総合得点としていいと思う。
なんでしょう、やっちまった感がないと言うか。
ちゃんと観光気分を味わえるし。
東京でこんなとこあったら大人気間違いナシだなー。
スコルピオーネ吉右
京都府京都市下京区 西石垣通り四条下ル斉藤町 133-140-18
075-354-9517
【ランチ】
11:30 – 15:00(L.O.14:30)
【ディナー】
月~土 17:30 – 22:00(L.O.21:30)
日祝 17:30 – 21:30(L.O.21:00)