京都の銀閣寺と言えば超メジャー観光スポットですが、ぜひとも見忘れないでほしい観光スポットが「白沙村荘」。
画家・橋本関雪のアトリエ兼邸宅で、日本様式の建物、庭がとにかく美しい。
そしてうらやましい。。
白沙村荘への行き方は、京都駅からなら市バス１００で揺られることだいたい３０分で「銀閣寺前」、
そこから徒歩５分。5または17系統で「銀閣寺道」下車でも。
こんなにすばらしい邸宅なのに、全然知名度がない理由はこのエントランス。
なんか入りづらい笑。お店なの？美術館なの？なんなの？となる。
というのも母屋が食事、カフェになっていて、さらにそのまま「橋本関雪記念館」という美術館に行けるので、
こうなっちゃうのです。
ではさっそく「白沙村荘」のヴァーチャルツアーとまいりましょう。
入り口入るといきなりひなびた石碑が味わい深いです。
お地蔵さんではなく、ちゃんとお釈迦さま。このひねりがぐっときます。
お供えされてる果実もよくわかんない種類なのがいい笑。
敷地内に入ってもなかなか庭の全容を見せない作り、さすがです。
桂離宮に通じる庭作りです。雰囲気は全然こっちの方が素朴ですがそれもまたいい。
そしてここのいいところは人がほとんどいないところ笑。
銀閣寺の庭、いい庭なんですがあまりに人がいて気が休まらなかった、って人多いと思います。
ここはいいですよ。
こっちは母屋。レストランのようです。
今回は大丈夫です。
モッサモサの茅葺き屋根の門をくぐるといよいよひらけた全容が見えてきそうです。
おおー一気に視界が開けました。
気持ちいい。
そして立派な建物が堂々と見えてきました。
銀閣寺は室町時代の庭園と建物ですが、こちらは大正、昭和のもの。
時代の移り変わりを感じながら比較してみるのも楽しいかもしれません。
しかし個人宅でこの広さはすごい。
昔は田舎だったんでしょうね。
見事な造園ですねー。
ほんと人もいなくて独り占め。
個人宅で茶室ですか。
画家ってそんなに儲かるんですか。
蓮の花が咲く季節に来たらスゴそうです。
極楽浄土 in 自宅って。
美術収集家でもあった橋本関雪さんのお庭は、灯篭などいろいろな時代の美術品が置かれてるそうです。
画家でありながら、庭園、建造物の設計も本人が手がけたそうです。
自分で設計してできていく姿を見るの楽しかっただろうなー。
うらやましい。
と、実は「橋本関雪記念館」も敷地内にあります。
次回はそちらをご紹介します。
白沙村荘 橋本関雪記念館
京都市左京区浄土寺石橋町37
075-751-0446
