京都大学から徒歩1分。平日は京都大学生で大盛況の「吉田チキン」。
土曜の昼下がりは人も混んでなくゆったりとし時間が流れる。
駅で言うと叡山電鉄や京阪の「出町柳」駅から徒歩20分ぐらいでしょうか。
まー京都大学自体が駅から歩くし、あんまり電車文化がないのがこの辺り。
学生に電車は必要ない!とばかりのロケーションですな。
東京の早稲田にもオープンしたんですね。
ターゲットが高学歴大学生、というかなり明確なマーケティングです。
と言うか、東京の早稲田の学生、絶対「吉田さんっていう人チキンの店」って思うだろうなー。
もちろん、京都大学近辺の地名、「吉田」から来てます。
ちなみに京都大学、幕末の頃は土佐藩の敷地。
海援隊ならぬ陸援隊があった。中岡慎太郎のアジトです。
そこに日本で一二を争う頭脳が集まっているってなんか感慨深い。
はい、こちらが「吉田チキン」。
看板を見ると、意外とパーティとかも受け付けてるみたいです。
京都大学の職員さんたちのお疲れ会とかの需要がありそう。
入り口入るといきなり丸裸のチキンが回転しながらお出迎え。
残酷なんだけどなんかかわいい。
店内はテーブル席が4卓、カウンター席が8席ぐらい。
インテリアはイタリアン風のようなアジアンなような不思議な感じ。
ランチメニュー。メニューそんなにないのになかなか悩ましい。
「吉田キーマカレー」とか絶対うまそうだよなー。
ハーフチキンという、1羽丸ごとの半分ってのもワイルドだし、量的にも丁度良さそうだし。。
が、間違いないメニュー選び、「定番!チキンライス」800円を選ぶ。
だって、「初めての方はまずはコレ!」って書いてるし。。
待つこと数分で名物、「チキンライス」登場!!
子供もいたので、ピリッと辛いサルサソースは分けてもらう。
そういう心遣いもうれしい。
スープとドリンクも付きます。
さらにご飯大盛り無料。さすが学生街の店、愛情を感じる値段設定で良心的。
はい、うまいっす!!
ナイフはなく、かぶりつきます。
ローストチキンはスパイスが効いてます。
外はカリっ、中はジューシー。余計な脂は落とされてヘルシーな感じ。
サフランライスの上にはキャベツ、チキンのササミ、ヨーグルトがのっていて、
これにサルサソースも混ぜてぐちゃぐちゃっとさせる。あ、好みですけど。
個人的にはぐちゃぐちゃっとしたほうが好きですね。
これは一瞬でペロリと食べちゃいます。
食事中、京都大学に近いアカデミックな雰囲気に感化されたのか、突然子供が問題を出してきた。
「チキンって10回言って」
言われた通り、10回言う。
「トリのことを英語で言うと?」
「えっと チキン?」
「ブブーー!! バードですー笑」
小学生のクイズに負ける。。
京都大学生が食べる、ここのチキンは子供のアタマをも賢くするのか笑。
食後の選べるドリンクはテイクアウトできる容器でサーブしてくれます。
これはありがたい!!
研究に没頭している京都大学の教授とか時間がなさそうで、これはうれしいんじゃないでしょうか。
というか、普通に一般ピープルにだってうれしい。
アカデミックなランチをしたい方に「吉田チキン」はオススメです。
吉田チキン
京都府京都市左京区吉田本町26
ランチ11:30~15:00/ディナー18:00~23:00(L.O.22:00)
日曜定休(ご宴会ご予約はお承り致します。)