京都でラーメン好きの友人からおすすめされたので、行ってみました「煌力」。
坦々麺が自慢のお店です。
ふむ。京都へ観光に来る方々で「京都で坦々麺食べたい!」と言う方はまずいないと思いますが、
京都に住んでると、もう和食ばかりというわけでもなく。。
もしも、どうにも坦々麺食べたい!となった時にどうぞ。
場所は烏丸御池駅から徒歩6分ほど。
特に行列ってわけじゃーありません。
佇まいはなんだかベテランの雰囲気を醸し出しています。
店内はちょっと昔の中国風。
常連さんぽい人が数人、ゆったりとお昼休みを過ごしている感じです。
店員さんはさわやかで居心地いい。
こちらが自慢の汁なし坦々麺。
ところで汁なし坦々麺と台湾まぜそばの違いとは?
坦々麺のルーツは中国四川省。現地では坦々麺は汁なしが基本です。
一般的な坦々麺は陳建民が日本人向けに汁あり坦々麺を出したのは始まり。
なので、東京では裏メニューとして汁なし坦々麺を出す店がいくつかあった程度でした。
が、2001年に広島で汁なし坦々麺がにわかにブームとなり、その後、全国的に広がったそうです。
中国の胡椒、花椒(ホワジャン)の風味がダイレクトなのが特徴でもあります。
一方、台湾まぜそば。
こちらの発祥はなんと名古屋。台湾ミンチを使うことが一応の定義のようです。
本場台湾にはこんな料理はなく、勝手に台湾まぜそば、とネーミングしているのがおもしろい。
で、当然ぐちゃぐちゃに混ぜてしまいます。
この感じ、讃岐うどんにも通づるものがありよなー。
せっかくきれいにトッピングしてくれたのに、あっという間にぐちゃぐちゃにする背徳感。
これもまぜそば系の魅力なんじゃないかと思うんですが、みなさんはいかがでしょうか。
店主はどう思って見てるんでしょうか。
あーせっかく盛り付けてもどうせぐちゃぐちゃにされちゃうんだよなーと思いながら、
盛り付けつけてるんだろうなー。
とか、考えてると一瞬で食べ終わってた!
今更ながら美味しいです!
花椒(ホワジャン)の風味のほかに、どことなくスパイスカレーを彷彿させる、
中国よりちょっと南なスパイスを感じさせますが、見事に麺と調和しており美味。
ほんとあっという間に食べ終わってしまいます。
坦々麺とカレーのいいとこ取りな味です。
最後はご飯を入れて石焼ビビンバ。
えっと、中国の坦々麺、プラス台湾まぜそば、カレー、さらにここに韓国風も入ってきました。
うーん、なんだか一食で4カ国分くらい旅行したような気分です。
さらに国内は広島と名古屋も行ってきちゃいました。
なんともおトクなランチでした。
煌力
京都府京都市中京区西洞院通姉小路下る姉西洞院町545 ホワイトプラザ 1F
075-241-7724
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