京都のカフェは本当に個性的。西陣にある「ヱントツコーヒー舎」はまさに最たるもの。
インスタでこのカフェを見た時は「いかにも京都らしいなー」と思ったのですが、
なんというか、細部にまでこだわった世界観の作り込みがスゴい。
まず、見てくださいこの外観。間口狭っ!!
しかも住宅街に突然ある。
地図見ながら来ても、最初通り過ぎてしまうほど笑。
これがカフェってわかりづらいですから。
もうすでにクセがスゴい。
この時点でもう非日常世界への入り口、といった世界観の作り込みがハンパない。
「あれ? 確かにここにカフェあったよね?」みたいな、次行ったらなくなってそうな入り口というか。
メルヘンのようなファンタジーのような。
現実世界と別世界を行き来できる感じがもはや「ハリー・ポッター」とかに出てきそうです。
中へ入っていくと、人一人やっと通れるくらいの細い通路が。
このスロープが非日常世界へ向かっているかのような演出となっていてニクい。
USJのアトラクションかのような作り込み。
「ハリー・ポッター」のダイアゴン横丁に迷い込んだかのような。
た、楽しい。これはファンタジー好きもさることながら、子供も大喜びです。
と、路地奥にあるカフェ、「ヱントツコーヒー舎」っていうことなんでしょう。
完璧です。扉を開けたらマスターが猫でも全く不思議じゃないです。
そして店内。
細っ!! 縦、長っ!!
上の方には二階がある? おもしろい作りだなー。
こんなヘンテコな建物、よくもまー作ったもんだ笑。あっぱれです。
ご主人に聞いたところ(猫じゃなく普通の人間でした)、二階の小部屋で豆を挽いてるそうです。
うーん見た目だけじゃなく、行動もファンタジー感溢れる。
なぜ、こういう形かというと、実はこの間取りが京町家の一番狭いサイズだそうです。
奥に長く、横幅がなく、縦に長い。これはおもしろいわー。
日本のしっくいっぽい壁があったり、レンガのような小さな段差があったり本当に細かい。
狭いのであんまりヒキの写真が撮れません。ご容赦ください。
店内のあちこちに小物が散りばめられているのもおもしろい。
絵本もたくさん。
子供と行っても全然OKな雰囲気ってありがたい。
その2へ続く。
まぼろし小路東入ル ヱントツコーヒー舎
京都市上京区佐竹町110-2
0754645323