日本の歴史的お花見と言えば秀吉が行なった「醍醐のお花見」。
天下人にして稀代の名イベンター秀吉による、「北野大茶会」と並ぶ一世一代の大イベントでした。
そんな天下の花見を現代でも十分堪能できる醍醐寺。
境内の桜は1000本以上、特に三宝院の大しだれ桜は必見です。
京都駅から山科駅で東西線に乗り換えて20分ほどで醍醐駅。
そこから徒歩10分ほどで到着。
境内はどこを見ても桜、桜、桜。。
写真は2019年の4月6日。正直、ちょっと散り始め。
その年にもよりますが、4月の頭が見ごろでしょう。
桜トンネルって感じです。こりゃすげえ。
境内の道沿いにあるのはソメイヨシノ。
ソメイヨシノは江戸時代に東京の駒込付近で開発された桜なので、こっちは比較的新しい。
この桜を秀吉も見たのかーと感慨にふけってる人、違います笑。
ソメイヨシノはまさに満開。
しだれ桜の方がちょっと早いみたい。
侘びのある土塀、瓦屋根と桜。こういうお花見がいかにも京都らしい。
そして1100年の歴史あるお寺。
どの桜もとにかくデカい。桜界の長老たち、って感じです。
長老たち。バッサバサ花びらをつけてます。
風が吹くとそりゃもう桜吹雪がヤバいです。
「そうだ 京都、行こう」キャンペーンに桜で二回も登場した醍醐寺。
同じ季節で同じスポットはなかなか珍しい。
桜長老たちの中でも最長老級なのがコチラ。もう杖突きまくりです。
これは完全に秀吉見てますね。枝ぶりも見事。
桃色系のしだれ桜もちょいちょい多い。
桜の色の表現として桃色はヘンか笑。
こちらは勅使門。普通に国宝です。
天皇家の菊の御紋と並んでしっかりと豊臣家の桐の紋が。
あたかも同列のような配置に秀吉の栄華が感じれられます。
そうなんです、桜もすごいんですが国宝の数もものすごい。
なんと醍醐寺の所有する国宝75,522点!!
え、醍醐寺だけで!? ていうか国宝ってそんなに多いのって感じですが。。
さらに言えば世界遺産でもあります。
醍醐寺、ハンパねえ。
お屋敷もとにかくゴージャス。
和風落水荘と呼びたくなるほど設計もかっこいい。
山門の朱色と桜のコントラストがまた映える。
五重塔ももちろん国宝。国宝と桜、もちろん映える。
なんかもうどこを撮っても、THIS IS JAPAN、って感じの写真がシロウトでも撮れてしまうほど世界観。
こりゃ訪日外国人はテンション上がるでしょうなー。
醍醐寺
京都市伏見区醍醐東大路町22
075-571-0002
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