京都、清水寺を訪れた際にはぜひ寄りたいのが「地主神社」。
清水寺の境内と勘違いしてしまうほど、清水寺と隣り合わせなのでアクセス至便。
境内はとにかく恋愛成就、縁結びオシなので、境内は正直、かなり軟派な雰囲気。
こんなポップな雰囲気で、本当にご利益あるのかな?と思わずにいられないのですが、
その歴史を見て、ちょっとびっくり。
なんとこちらの神社、神代からあります!! 日本建国以前のもう神話の世界ですよ。
そして、「恋占いの石」が縄文時代のものだということが判明したそうです。
縄文時代にすでに恋愛祈願してたのか!
清水寺が創建されたのが779年、上賀茂神社ですら678年なのに。
ちなみに現在の社殿は1633年、徳川家光によって寄進。
思ったよりちゃんとした神社のようです。
HPとか見ても全然重みないんだけどなー笑。
ど、どうですか、この軽い境内。
主祭神は大国主命(オオクニヌシノミコト)。「因幡の白ウサギ」を助けた神様ですからね。
でも、この白ウサギがお礼にヤガミヒメに引き合わせたところから、大国主命が縁結びの神様と呼ばれるようになりました。
ある意味、白ウサギのほうが縁結びの神様なんじゃ?
ちなみに縁結びで名高い出雲大社の神様も大国主命。
さらに世界遺産にも登録されております。
春には地主桜、嵯峨天皇が三度車を引き返して見たという美しさから「御車返しの桜」と呼ばれる桜も咲いたりします。
そしてこちらが「恋占いの石」!!
境内に2つの石があり、目を閉じながらもう一方の石まで辿り着けると恋愛が叶うとされています。
もし、誰かに助けてもらいながらたどり着くと、恋愛のアドバイスをちゃんと聞くと、成就するとのこと。
境内はけっこう人がいるので、これをやるのはなかなか恥ずかしいです。
が、それをものともしない熱意が恋愛を成就させるものと思われます。
また、知らずにふらふら歩いてると、目を閉じた女性がぶつかって来ますので、ご注意を。
正直、物販、いや、お守りもやりたい放題です。
縁結びを成就したい女性のパワーってすごいんだなー。
そういう意味では本当にパワースポットなのかも知れません。
奥の方にはお稲荷さんもあったりでちょっとしたカオス。
いずれにせよ熱気あふれる神社。「五条坂」「清水道」 各バス停から約10分ほど。
縁結び祈願する方以外も一度は行っておいたほうがよさそうです。
地主神社
京都市東山区清水1-317
参拝時間 午前9時~午後5時
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