伝家の宝刀「床もみじ」で数々の京都ガイド本の表紙を飾ってきた「実相院」の紅葉。
「床もみじ」以外にも、比叡山を借景とした庭、幕末の資料など見どころたくさん。
こじんまりとした雰囲気と街中から離れてることにより人もまばらでゆったりできるのもオススメできる紅葉スポットです。
場所は叡山電鉄「岩倉駅」から、徒歩20分くらい。
京都駅からなら、烏丸線で20分「国際会館駅」下車、そこからバスで「岩倉実相院」行き20分くらい、が一番早いかも。
クルマでも駐車場があるのがいい。
さすがに街中から離れてるので、人もまばらで紅葉を満喫しやすい。
まわりの山が迫ってくるかのように感じるくらい近い。
お庭の紅葉。いいサイズ感です。
もみじも目の前。特等席です。
冒頭から「床もみじ」「床もみじ」と言ってますが、「床もみじ」は撮影禁止です笑。
雑誌の表紙は撮影OKで、一般の人は撮影NGってどういう線引きなんだろう、って実はちょっと不満。
と、「床もみじ」とは、部屋の中を暗くして、窓から見える「紅葉」がピカピカに磨かれた床に鏡のように
反射して見える状態です。
「あーあれか!」と見たことある人も多いかと思う、あれです。
ここから見えるのが「床もみじ」となるもみじ。
この日は真っ赤、というよりは緑、紫、赤、とグラデーションがかかった「床もみじ」でした。
これはこれでよかった。
そして、もう一つ、新たな紅葉スポットができました。「こころのお庭」です。
市民の協力のもと、植治の12代目が作庭。
市民協力のもと、ってのがこの石のちょっと現代的な雰囲気に現れてる感じしますね。
それにしても紅葉のグワッとくる感じが迫力あります。
個人的には、流線型の石が波に見えるし、紅葉が大津波で、いまにもサーフィンしそうな気分になります。
あ、縁側から真正面に見ると、比叡山の借景が見られるのですが、すっかり撮り忘れてしまいました笑。
枯山水の白砂の上に覆いかぶさるのように生えてるから、勢いを感じさせる効果を生んでるんでしょうね。
この角度からみると本当に波のよう。紅葉ウェーブです。
お庭が東向きなので、朝方がオススメです。
桜の木が植ってるので、春もいいでしょうね。
最後にもう一つ、必見ポイントを。
実相院の目の前の公園がこれまためちゃくちゃ紅葉スポット笑。
しかもけっこう真っ赤で、色づきがいい。
こちらもお見逃しなく。
実相院
京都府京都市左京区岩倉上蔵町121
075-781-5464
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