京都からちょっと離れて長岡京の定番紅葉スポット「長岡天満宮」。
お寺とちがって神社の紅葉はなんとなく華やいだ感じがするのがいいですね。
この日は「七五三」でおめかしした子供たちが境内にあふれ、さらに華やいでました。
行ったのはとある年の11月30日。
見ごろはもう2、3日前でしたが、それでも十分堪能できます。
長岡天満宮への行き方は阪急「長岡天神駅」から徒歩10分ほど。
クルマで行っても駐車場完備なのでラクです。
気持ちのいい秋晴れと紅葉。
なんか気候が心地よい。
もともとは菅原道真が在原業平と共にこのあたりでよく遊んでおり、
「オレの魂、最終的にここに留まらん」的なことを言ったそうで(ほんと?)、
それが縁で創立されたそうです。
当時からなんかいいとこだったんでしょうね。
ちょっと落ちもみじ、完全な赤からちょっと枯れた赤になってました。
京都の街中より南にあるので、やっぱり少し紅葉が早かったみたいですね。
それでももみじの本数が多いので十分に堪能できます。
やっぱり京都の街中にあるお寺とサイズ感が全然違います。
まさに「紅葉の森」です。
風のない穏やかな日。
それとも土地柄なのか全然風がない。関東の人間からするとこの風のなさはうらやましい。
ちなみに長岡京は京都に平安京を開いた桓武天皇がその前に京都を置いた場所。
平城京が交通不便だったため、桂川や淀川、宇治川などがあり、物資を輸送しやすいこの長岡に還都しました。
この気候なら住んでみてもいいかな、と思ったのかもしれません。
がたった10年で今の京都にまた還都するんですけど。。
社殿。設計は伊藤忠太。
東京の築地本願寺、靖国神社神門、京都の平安神宮や祇園閣など、もう寺社設計のスペシャリストです。
ちなみにこちらの社殿は平安神宮の一部を移築して作られたそうです。
手水舎横の紅葉はまさに見ごろ。
それにしても温暖化の影響なんでしょうか、全然あったかい。
紅葉の見ごろ時期も5年後には12月初旬がピークになってそうで、ちょっと怖いですね。
長岡天満宮
京都府長岡京市天神1丁目30