個人的に京都でいちばん好きなエリアが鴨川上流の「賀茂川」エリア。
京都人が誇る、自然を整備する能力がいかんなく発揮されたエリア。
ガッチガチに人工的にするわけじゃない。
とは言え、川の流れが美しく見える水量を計算し切った河川工事技術、
樹齢何百年という木々を残しつつ、川沿いを歩きやすいように舗装された道は見事に自然と調和。
四季折々楽しめる絶妙な草花の配置。自然に手を入れる塩梅が絶妙なんだよなー。
これはやっぱり、１２００年以上造園してきたセンスと技術の賜物なんじゃないでしょうか。
そんなわけで、ここのお花見が最高なんです。
あたかも自然に植物が生えていて、人は関与してないかのように見せる技術がうまい。
どうですか、手前に桜、ちょっと奥にユキヤナギの歩道、その奥には賀茂川。
春爛漫感がハンパない。
ベンチも広めに取ってあるので、お弁当を広げやすいデス。お花見に最適。
飛び石もいい感覚で配置してあって、対岸に行くこともできます。
これも遊び心があっていい。
「そうだ 京都、行こう」キャンペーンでも採用されました。
撮り方は上流から下流に向けての写真でしたが。
まーこの広さなら観光客がきてもそれほど混まない気がします。
桜がめちゃくちゃ近い。満開。
桜と一緒に咲き乱れるのが雪柳。これもきれいだなー。
それにしても春の花なのに雪とは。
鴨川の上流、賀茂川あたりになると車もあまり走ってない。
なので車道もゆったり歩けます。
カフェやランチもちょこちょこあります。
こんな満開なのでこの人手。東京だとありえん。
ありがたい。
すんごい山奥とかじゃないんですよ？京都の中心から車で１０分くらいのとこですよ？
すばらしい。
澄んだ青空、淡いピンクの桜、瑞々しい芝生と桃源郷ならぬ桜源郷ですなー。
サイクリングもまたよし。
どこまでも続く桜並木。全長でどんなもんだろ。１キロくらい？
この広範囲なのもいい。
子供連れ、ファミリーのお花見としても最高。
京都なら高台寺のしだれ桜とかが有名ですが、そんなとこ子供と言っても全然楽しめない。
やっぱここ京都で桜、お花見スポット個人的第一位だなー。
ほのぼのする。
これだけの桜が見れるのに人いないってすごい。
日本、いや世界的にも有数のお花見スポットでしょう。
京都といえばしだれ桜、お寺と桜、みたいなビジュアルを求められるところ、
京都らしい桜感がないのが、この奇跡を生み出したんでしょうね。
賀茂川（北大路〜北山〜賀茂川神社あたり）
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