フルーツサンドが美味しい京都。当然フルーツ大福だって美味しい。
フルーツ大福の一番手は、なんといっても昭和の後半に誕生したいちご大福。
どうやら東京の新宿の和菓子屋さんが考案したようですが、諸説ありとなっています。
いちごがイケるなら、他のフルーツはどうだろうか、となるのは必然で、
いまやいろいろなフルーツが大福の中に収まっています。
京都では最近祇園にできた「仁々木」が「京都フルーツ大福の店」として東京にも進出していますが、
今回はぜひ町の和菓子屋さんとして京都人の日常に溶け込んだ「養老軒」のフルーツ大福をおすすめしたい。
「養老軒」への行き方は「大宮駅」下車、徒歩10分ほど。
新撰組で有名な壬生寺に近く、なんともいい感じの町の商店街の一角にあります。
フルーツ大福、養老軒とググるとなんと岐阜に本社を置く同名の和菓子屋さんがあるので間違いないように笑。
店内も素朴な町の和菓子屋さん。京都風に言うと「餅屋」ですね。
ちょっと前の京都では上生菓子などを作るお店を「和菓子屋」と言い、
庶民が食べる饅頭や大福を売るお店を「餅屋」と言いました。
今はもう全部「和菓子屋さん」ですけど。
目玉はやっぱりフルーツ大福。常時10種類以上が並んでいます。
というか、もうフルーツの枠を超えてきてます。
柿大福、ラ・フランス大福あたりはまだフルーツ大福ですが、モンブラン大福や、
しば漬け大福や梅酒の梅大福など、もはやスイーツの枠すらも超えていっております。
というわけで買ってきました。
うーん真っ白で美しい。
なんだか祝い事でもありそうな雰囲気です。
まずは一番人気の完熟みかん大福。
オレンジ色が白に映えてあざやかー。
苺大福は黒いこし餡ですが、さすが京都、白あんで見た目に優美。
しっとりした餡とやわらかいお餅にそりゃーもうジューシーなみかんがジュワーっと。うまい!
2、3回噛んだだけで、あとは歯で噛まずとも、ゴクリといけてしまう。
キウイフルーツ大福。
これもおいしい。合うよなー。
プチプチっとした種の食感がアクセントに。
ラフランス大福。
和菓子だけど、もはや洋菓子のような味わい。
変わり種のいちご餡、クリームチーズ大福。
これはイマイチ。
やっぱりフルーツのジューシーさがないと。
イチジク大福にしとけばよかったー。
まーいずれにせよ、基本的には老若男女誰もがおいしいと言うことでしょう。
ドライアイスで冷やして持ち運べば、1日くらいは大丈夫なので、京都土産にもいいと思います。
京都 嘉祥菓子 養老軒
京都市中京区四条通西大路東入ル南側
075(311)3405
営業時間 10:00~18:00
定休日 毎週水曜日・木曜不定休
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