毎年、京都の8月16日のイベントと言えば「五山の送り火」です。
東京にいると、ほとんどの人が「大文字焼き」と呼びますが、本当は「五山の送り火」です。
そう、「大」だけと思ってる方も意外と多いです。
「大」以外にも「妙」「法」、もう一個「大」(左大文字と言います)、
絵文字で「鳥居」と「船」があるので「五山」です。
「妙」と「法」は一個の山です。
と、いろいろ勘違いされている「五山の送り火」。
京都の街中から四方の山々で送り火がされているので、一番の問題は、
「さて、どこから見るべきか?」です。
二条城前の「ANAクラウンプラザホテル京都」のビアガーデンから全部見える、
左京区の「カナート」の屋上からだと大文字と妙、法がよく見える、
などなど、いろいろなオススメがありますが、
個人的なオススメは超ベタ、「鴨川デルタ」スタートの「出雲路橋」行きコースです!!
これなら超メインの「大」の後、「妙」「法」「船」が見られます
五山のうち三山を見られれば、まずまず満足なんじゃないでしょうか。
出町柳駅から徒歩1分、京都人の憩いの場、鴨川デルタ。
ところろで、五山の送り火の各山の送り火、点火に時間差があります。
まず一番最初に点火される「大文字山」は20時きっかり。
上の写真は18時30分ころ。まだ人がまばらで、この時間なら場所取りできます。
が、夕飯まだなのでとりあえずやり過ごす笑。
ちなみに夕飯ですが、鴨川デルタ周辺のお店は基本的に満席です!
なので予約しておくのが望ましいでしょう。
なんとか入れたお蕎麦屋さん「出町田舎亭」も、10分ほど待ちました。
「五山の送り火」デー限定仕様として、お店が20時まで。
さらにメニューもいつもより少なくしておりました。
が、味は美味い!!
丼ものもこれがラスト一品で売り切れ。
だいぶ絞ってますね。
はい、お店を出るともう真っ暗。19時50分ころ。
このころには鴨川デルタの川沿いには入場規制ができて入れませんでした!
なので、本来は早めに鴨川デルタに来て場所取り、そしておにぎりやサンドイッチ持参で、
そのまま待つ、が正解です笑。
やっちまったなーと思いつつ、隅田川花火大会でもよくやっていたワザを思い出す。
一番よく見える橋の上を歩く、ってやつです。
当然、「止まらないでくださいー」とずっと連呼されてますが、
止まらない、でもできるだけゆっくり歩く戦法をすると、
特等席から眺められます。
長々と見ているのもいいけど、一番見やすい場所で、その迫力を見るのが一番心に残ります。
賀茂大橋からの五山の送り火。
デカイ。ど迫力!
自然物の山に突然、人類の文明の象徴「文字」が浮かび上がるという非日常感が感動的。
しかも「大」って笑。そのまんまじゃん。
普段、ショッピングしたりご飯食べたりしてる街から見えるってのもまた、非日常感が出ていい。
まだまだ「五山の送り火」おすすめコースがあります。
後編へ続く。
出町田舎亭
京都府京都市上京区今出川通河原町西入大宮町313
050-5592-1769
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