「京のうどんは出汁で食す」をなんとなく一番体現してるような気がする「京うどん 生蕎麦 岡北」。
もちろん人そろぞれですけど。祇園の「常盤」も好きだったけどなー。残念ながら2019年に閉店。
京都のうどん屋さんはどこもちゃんと、そこそこうまいんだけど、
「岡北」や「常盤」「権兵衛」なんかはやっぱりちょっと一段上な感じがする。
というわけで京都を代表するうどん屋さん、「岡北」。
場所は東西線の「東山駅」から徒歩15分はあるでしょうか。もっと?
岡崎公園の野球場、テニス場に隣接してます。
もっと言うとこれまたうどんの人気店「山元麺蔵」の隣です。
なので「岡北」を目指していくと、遠くからもわかるほどの破壊的な行列にびっくりします。
が、ご安心ください、ほぼ「山元麺蔵」の行列です笑。
とはいえ「岡北」も並びます。日曜日のお昼時なら15分くらい。
そんな苦になるほどじゃないですね。
並んでいる間にメニューが配られるのであーでもないこーでもない、とじっくり悩めます。
それにしても「卵とじうどん」と「けいらんうどん」の違いってなんだろう?
やっと店内へ。創業70年の老舗ですが、近年リノベーションして一気に真新しい感じに。
当然居心地よし。ファミリー層が多いのも納得。
並んでいる間に注文を済ませるで着席してからは異常に早いです。
頼んだのはおそらく一番人気の「天とじうどん」。
で、店員さんに「玉子とじうどん」と「けいらんうどん」の違いを聞いたところ、
「けいらんうどん」のほうはあんを絡ませてるとのこと。なるほど。
「玉子とじ」のほうはご覧のとおり、器の表面をほろほろとした玉子で閉じる感じですね。
うーん見た目だけでも、やさしいお味が想像されます。
実際、ふわふわトロトロで風邪引いた時に食べたら最高だろうなと思うくらいやさしい味。
そこに利尻昆布の効いた出汁がっ!! ずっと飲んでられる。
もしこの出汁のスープが栄養満点だったら、こちらとしては3食これだけで数日イケるんだが。
うどんもとろとろ、もちもち。腰なんか全然ない。それがいい。
こちらは天ぷらそば。これまた素材がの良さが伝わる上品かつ、万人受けするクオリティ。
キレッキレの個性爆発ってことはないが、日本人の好みの味って感じで満足できる。
天ぷらも一つ一つ丁寧な感じ。
茄子やシシトウなど、噛むとジュワッと野菜のエキスが溢れる感じがいい。
お蕎麦もなんかやさしい。
キレのある味、を求めるなら「かね井」でしょうね。
こっちのは日本人の頭の中に刷り込まれたお蕎麦の味を、優しく丁寧に再現した誠実なお蕎麦。
超キレッキレの唯一無二の味、というわけではないけど、とにかく素材や作り方が真っ当な印象。
これが逆に唯一無二の人気店となり、行列のできる理由なんじゃないでしょうか。
京うどん生蕎麦 岡北
京都市左京区岡崎南御所町34
市バス「動物園前」バス停から北へ徒歩2分
営業時間:11:00~18:00(L.O.)
定休日:毎週火曜日・水曜日
TEL: 075-771-4831
京都食べ歩き ブログランキングへ
京都府京都市 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村