京都観光とグルメのブログ

【ORTO オルト】京都イチのイノベーティブ料理店ですが、見た目よりも味でびっくりしたい。





京都で最も有名なイノベーティブ、フュージョン料理のお店「オルト」。

とある日の食べログでも4.01と高評価。

フレンチとイタリアンを修行した店主が営む、イタリア語で「菜園」という意味のお店。

というわけで野菜をおいしく食べられそう。で、行ってみました。

場所は烏丸御池駅から徒歩5分。

大通りから外れ、さらに細い路地の中にあります。

隠れ家感満点なんですが、これだけ有名店なのでたくさんの人が来ていることでしょう。

お店の外観はまるでギャラリーのよう。

銀座の画廊か、はたまた古美術のお店か。まーおしゃれですねー。

一階はカウンター席。劇場のような演出が直に見られるんでしょうね。

子供連れのこちらは二階で全然いい。

だいぶかわいい感じ笑。

なんか結婚式に出席したみたいだな。

花嫁の趣味なんだろうな、みたいな。

で、早速一品目。うわっ。さすがイノベーティブ! 斬新さが命ですもんね。

しかしなんじゃこりゃ笑。墨汁のような食べ物。

オレオのクッキーかと思いきや、竹炭のクッキー。

そういえば「イル・ギオットーネ」の最初のメニューも黒炭系だったな。流行ってる?

ニンニクの風味が薫る、見た目からは想像できない味。

二品目。このビールに見えるのはなんと浅利のスープ。おもしろいなー。

濃厚でさわやかなスープで確かにおいしい。

が、なんかやっぱり違和感がすごい笑。

なんか味噌汁をグラスで飲んでいるような。

こういう驚きがイノベーティブの醍醐味なんだろうけど。。

なんか器や盛り付けの仕方でやっぱり美味しさって変わるんだなーと痛感。

オレ、イノベーティブ料理向いてないかも笑。

なんでしょう、自分は常識の枠に囚われているんでしょうか。

鰹と蕗、茄子。全然美味しいです。

というか、このあたりから演出が落ち着いてきた?

まさにスペシャリテ、店名と同じ料理名の「菜園」。

京野菜と海外の野菜、さらにフルーツ。そして真ん中にはキュウリのシャーベット。

苦味、甘味、酸味など一皿でいろいろ味が味わえます。

しかもちょっと茹でてあったり、野菜一つ一つに仕事がしてあります。

江戸前寿司ならぬ京都前サラダって感じです。

と、実はめちゃくちゃ美味しかったのがこのパン。

青海苔が練りこまれてます。

これはいい! イノベーティブ、フュージョン、オレ微妙かもと思ってたところに、これは救われた。

いいフュージョンじゃないですか。

メニュー名は馬。ってことで馬肉のパスタなのかな。

うん、美味しい。でも、そんなに驚きないかなー。

こちらは羊。美味しいです。

最初の1、2皿ほどの面白さがなくなってきて、普通に美味しい、って感じに。

最後にメニューに載ってないキーマカレー。

これは美味しかった! もっと食べたい。

ドルチェ。これも美味しかった。

ドルチェが二品も。

と思ってたら食後のコーヒーでさらにもう一品。

構成も自由な感じがさすが。

前菜系は驚き重視、メインは意外に真っ当、デザートは流石の安定感って感じでした。

腕前はさすがです。むしろ安定感があります。

が、なんか驚きの美味さってのがあんまりなかったなー。

へーこの食べ物がこうなるとこんなに美味しいんだ!みたいな。

いやいや全然レベル高いんですが。

ちぐはぐな気分になる自分が単純に常識に囚われてるだけなのかも知れません。

 

ORTO オルト
京都府京都市中京区衣棚通三条下ル三条町337-2
050-5592-2088

 

京都市中京区衣棚通三条下ル三条町337-2


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