京都で一番有名なカレーうどんの店「日の出うどん」。
京都は左京区、永観堂と南禅寺の間ぐらいにある。
いつ行っても行列になっているほどの人気。
しかしこれだけ人気あれば支店を出したり、コンビニで商品化してもあっと言うまに売れると思うのだが。
一切、そういうことはしてないのがいかにも京都の店らしい。
つまり日本広しと言えど、この味はここでしか食べられない。
お店自体もたいして広くない。
それゆえ、どうしても行列になってしまうんだけれども。。
平日の10時50分に到着。開店は11時からだけど、すでに10人以上並んでる。
さすが京都を代表する人気店。
カレーうどん一杯850円。
京都で値段が安く、有名となると行列になっちゃいますね。
というのと、こちらの「日の出うどん」さん、なんと15時30分で閉まっちゃう!
しかも日曜休み。と言うわけで、意外と営業時間自体が短いのだ。
これは色々と行列になっちゃう理由があるわけで。。
なんとしても食べたい!と思ってる人は集中しちゃうわな。
行列を見かねたのか、11時ちょっと前に開店。1巡目の客が入っていく。
あー2巡目かー笑。仕方なし。
どうやら10時台前半に来たほうが確実のようです。
待ってる間、長椅子を出してくれたり、メニューを先に渡してくれたり、店主の心遣いが嬉しい。
名代のカレーうどんのほかにもいろいろあるんだなー。
でも、客のほぼ全員がカレーうどんを食べるんだろうな。
そうなると、作る側としてはカレーうどんしか食べてもらえない、って悲しい気分になったりするんだろうか。
親子丼とかも普通に美味そうなんだけどね。
でも。当然ここはカレーうどんでしょう!! 御多分に洩れず。だってせっかく並んだんだし。
ここで名物食べなくてどうするの。
カレーうどんは、
わかめカレーうどん 850円
肉入りカレーうどん 900円
鳥入りカレーうどん 900円
あげきざみカレーうどん 900円
甘あげカレーうどん 900円
あげきざみ わかめ カレーうどん 950円
特カレーうどん(あげきざみ・肉・ねぎ) 1000円
さらに、辛さが選べ、麺もそば、中華麺など選べます。
で、どれにしたかと言うと、
「特カレーうどん」でしょう。
とライス。これはカレーうどん好きとしては、絶対頼んでおかないと。
待つこと30分。やっと店の前まできました。
ううー心高鳴るー。
入店。着席。ここまで約40分。待ったなー。
平日でこれだもんな。
名代「特カレーうどん」!! きたー。ごはんは小。
アツアツの湯気がいいね。
カレーが染み込んだあげきざみ、これまたスープを吸いまくった九条ネギ。
うーん美味そうだ。
スープは意外にとろっとろ系。けっこう小麦粉多い系?かと思いきや、これが葛餡ぽい。
さすが京都。
が、当方これが猫舌で全然あつあつの麺が食べられない。
と言うわけで、ふーふーしながらつゆをちょっとずつ飲む。美味いー。
京都のうどんは出汁を飲む、とはよく言ったものだ。
梅雨の染み込んだ、あげ、九条ネギを食べる。味わい深い。
肉がまた、関西らしくかなり甘い味付け。これはこれで合う。
スープの絡まった肉とライスを頬張る。これ最高。
いよいよ麺だが、引っ張り出すと、どろっとしたスープに引っ張られ、プツンと切れちゃう。
京都らしい腰ゼロ、とろとろになったうどんです。
好き嫌いが分かれるところだが、ここには合ってる。
しばらくすると、とろみがなくなってくる。
そう、葛餡は冷めてくるととろみがなくなっちゃうのだ。
小麦粉でとろみが付いてたわけじゃない、というのがよくわかる。
が、当方はそのぐらいでやっとズバズバ麺をすすれる笑。
で、最後の締めはやっぱりご飯を投入! これがカレーうどんの醍醐味といっても過言ではない。
品がない? いいんです! 美味しく食べられれば。
ダシの味わいと思ったより本格派のスパイスを感じるカレーが絶妙。
とろみは少ないので特製スープカレーです。
さらに、お新香をトッピング。
って最初から付いてたけど。それも入れて見た。
酸味が出てこれまたいい感じ。
あんまりズズズーーッと音を立てて食べるのは幅枯れるので、ここはレンゲで掬いながら。
美味かったー。
日の出うどん
京都府京都市左京区南禅寺北ノ坊町36
075-751-9251
都市営地下鉄 東西線 蹴上駅より徒歩約15分
京都市バス「宮ノ前町」停留所から徒歩2分
バス停は市バス、南禅寺・永観堂前下車
東へ200m永観堂前(鹿ケ谷通り)
北へ100m東側
蹴上駅から986m
11:00~15:30
日曜日、第1・第3月曜日(変更あり) ※7・8・12月は不定休