京都らしい街並みの代表格が石塀小路と八坂の塔。
石塀小路は、美しい石畳と町家の塀が家ごとにレンガや木の塀、石の塀など、
散策していくと移り変わっていくのがいかにも京都らしくて情緒たっぷりです。
明治から大正にかけて、お茶屋の貸家が軒を連ね、そこに京都市電の敷石が移設されたのが、
この景観を作り出した理由だそうです。
というわけで、純和風というよりかは、ちょっと時代的に最近で、
近代日本的なレトロな雰囲気が出ているのもほかの京都らしさと一味違って趣深いです。
が、一点注意事項が。数年前まで撮影OKでしたが、いまは撮影NGのようですので悪しからず。
場所は、祇園四条駅から徒歩10分強。市バス「東山安井」下車徒歩5分。
なんですが、ここからがわかりづらい。
ねねの道を歩いて、高台寺公園沿いまで来たら、反対側を見ると、細い路地があるのでそこです!
京都のイメージ写真ではよく出てくる通りなのに、実際に訪れる人はまばら、という穴場です。
まわりには高台寺や安寧坂、八坂の塔など観光スポットがひしめいているのに。
そのあたりの観光地に行く際は必ず足を伸ばしたいオススメスポットです。
レンガなどちょっとレトロな時代も感じさせ、雰囲気バツグンです。
夜になったら3割増、雨が振ったら4割増ぐらい雰囲気よさげ。
で、近くには八坂の塔があります。
このあたりは本当に歩いていて楽しい。
このアングルの八坂の塔は絵になりますねー。
雪が降ったら3割増の美しさです。
が、個人的に八坂の塔の撮影スポットとしてオススメはこちらのアングル。
まわりの建物も現代っぽくなく、余計なものが入ってこないアングルです。
どうしても観光客が入って来ちゃいますけどね。
できれば朝早くとかに行って、一生ものの一枚を撮りたいものです。
八坂の塔は正式名称「法観寺」。ビックリなのがあの聖徳太子が建てたとされてるんですね!
創建されたのが592年!! すごい、そんな昔にこんな立派な塔が建てられていて、
しかも現在もランドマーク的存在として注目され続けてるって。
京都にはもう一つ、超有名な聖徳太子創建のお寺があります。
それが「六角堂」こと「頂法寺」。
こちらも「京都のおへそ」と呼ばれ、京都のど真ん中に位置するランドマーク的な存在。
聖徳太子って建築デザイナーとしてすごいなー。
場所選び、耐久性、斬新なデザインと、現代だったら間違いなくオリンピックの会場建築に携わっていたと思われる。
なんか聖人としてフィーチャーされがちだけど、建築デザイナーとしても卓越した才能を持ってると思う。
今でもこんな感じで、立派に目印になるぐらい大きく京都を象徴的な建物。
先見の明、ありすぎでしょ。
周辺はもう観光スポット満載。
こりゃ人多いです。
でも、ちょっと外れると全然人がいなかったり。
このあたりの散策は楽しいです。
ぜひ、自分だけの散歩道を開拓してくださいー。
石塀小路
〒605-0825 京都府京都市東山区下河原町463−29
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