祇園と並ぶ京都の夜の繁華街と言えば先斗町。
鴨川から一本入った石畳の細長い路地に町家作りのお店が軒を連ねる、京都らしさを感じられる通り。
京都旅行、観光に来たらぜひとも行っておきたいスポット。
が、歴史もあり、京都人も当然行くエリアなので、店選びが難しい。
というのも、超高級店も実はチェーン店の支店も同じような外観で並んでいるため。
ミシュランの星取りの店の隣は、大学生が合コンするような居酒屋、なんてことになっている。
観光客としては、とんでもなく高い店は難しいし、かと言って、京都らしさもないしょうもない店も困る。
そんな時にオススメしたいのが「よし菜」。
夏の床にも対応できる鴨川沿いにあり、雰囲気は申し分なし。
鴨川沿いの個室やお座敷、テーブル席、カウンターと用途によって使い分けられる座席も助かる。
宴会や接待、友人との飲みなど、だいたい大丈夫。
それでいて、料金はリーズナブル。
コース料理からアラカルトまでご自由に、のスタイルがありがたい。
しかも、舞妓さんも呼べます!
実際、トイレに行く途中、今まさに到着、という舞妓さんに会うことができ、
記念撮影させてもらいました。
もちろん、別のお客さんのお座敷に向かって行かれました笑。
くそー向こうのお座敷では豪勢な飲み会してるなー。
と、お店のホームページを見たら、「舞妓さんプラン」なるものがある!
しかもお安い! 17500円。相場度外視。マジか。
これは観光で京都に来たら、思い出作りにいいかもしれません。
こちらが入り口。先斗町三条下ル。まさに先斗町のど真ん中。
先斗町公園をちょっと上ル。
路地を通って建物の入り口へ。このスロープが雰囲気を盛り上げる。
もとはお茶屋さんの建物をリノベーション。なので店内も細い通路で仕切られていて当時の面影あり。
カラカラーっと戸が開いて舞妓さんが来た時はビックリしたなー。
細い廊下。あちこちにお座敷があるけど、廊下は狭い。
お客さん同士があんまり合わないようにしてる感じ、お忍び感があって京都っぽいすね。
と言っても、我々は飛び込みなので、2階の開かれたスペースへ。
掘りごたつのテーブル席とカウンター席。
ま、くつろげる居酒屋風。でも照明も落とした大人な感じ。
いや、庶民はこんな感じで十分満足です。
お通し。酒のアテにぴったりな感じ。
お造り盛り合わせ。肉厚。冬は獲れる魚も脂の乗った濃い目が美味い。
若鶏黒七味焼き。今思えば京都らしいメニューを頼まなかったな笑。
まーその時食べたかったんだからしょうがない。
あ、でも、黒七味はしっかり京都か。祇園の原了郭の黒七味でしょうか。
自分では京都らしさを求めてオーダーしてなかったけど、知らず知らずのうちに京都らしさが入って来ます。
京水菜を湯葉で巻いた一品。が、ちょっと洋風にしておりました。
ま、サラダ的な感じです。
サワラの西京味噌漬け焼き。正統派の京料理。日本酒が進む。
と思いきや、けっこう洋風のメニューもある。ざっくばらんな感じ。
この辺り、居酒屋的なリラックス感あり。
ま、こういうの嫌いじゃない。
よし菜
京都府京都市中京区先斗町通三条下ル2若松町141-1
075-213-4471
京阪本線三条駅 徒歩5分
地下鉄東西線三条京阪駅 徒歩5分
阪急京都線河原町駅 徒歩10分