京都は祇園、祇園の紹介で必ずと言っていいほど出てくる、
象徴的なスポット「巽橋」のすぐそばのラーメン屋さん「祇園麺処むらじ」。
もうこれ以上ないってくらい、京都らしい立地にまさかのラーメン屋。
お店の外観がこちら。完璧に京都です。
そしていかにも高そうな和食のお店風の佇まいで、まさかのラーメン。
ラーメンなのでお値段も1000円以下、外国人が多いのも納得です。
祇園四条駅から徒歩7分、ってとこでしょうか。
とにかく祇園で何か食べたい、記念に!って人にはかなりコスパいいでしょう。
でもまがいも無くラーメン屋さんです笑。
メニューを見ると、鶏白湯塩ラーメンがイチオシのようです。
さっぱりとしたラーメンがいかにも京都っぽい。
本当は京都で一番多いのは背脂系なんですが。。。
ここは雰囲気重視で、観光客には内緒です笑。
玄関入ると無意味に通路がありますが、こっちは入れず、
すぐ左にある階段で二階へ行きます。
こういう演出、いかにも京都らしくて観光客にいいんじゃないでしょうか。
店内も簾がかかった窓、和のテイストバリバリの枯れた植物、
レトロな灯りといい雰囲気。和風モダンです。
店主は女性ということで、この辺りの優しい雰囲気、いいですね。
はい、で、こちらが鶏白湯塩ラーメン。うーん繊細な雰囲気がいかにも京都風。
スープ、やさしいです。天下一品に似てるけど、そこまでクドくない。
鶏を煮込んで煮込んで、アクを取って取って、作ったスープって感じです。
雑味がなくていいと思います。が、ちょっとパンチは弱い。
全体的にはちゃんと美味しいです。トッピングの薄く削った牛蒡がいい。
なるほど、鶏の白湯スープに牛蒡ってめちゃくちゃ合うんだなー。
これは発見でした。今度自分で作ってみよう。
チャーシューならぬ鶏肉もさっぱり。ネギも白髪ネギでさっぱり。
実は京都の九条ネギって青葉の部分が多くて、けっこう臭み強いしね。
まさに、観光客がイメージする京都のラーメンを具現化してみました、
って感じのラーメンです。
実は、ラーメン食べてみたい!という子供の要望で入ったのに、
子供はまさかのチャーハンを注文! なんでやねん。
こちらもこの店らしく、ひと演出加えた「鉄板チャーハン」。
目の前で玉子とご飯をかき混ぜてくれます。
フワフワ熱々の部分とカリカリの部分の両方が楽しめます。
子供も「うまい」と言いながら食べてたのでまー美味しいんでしょう。
そんなに衝撃的に美味しいって訳でもないですが、
きっちり観光客の気持ちには答えられているレベルでしょう。
祇園のど真ん中で、町家を体験しつつこのコスパはむしろ優秀。
それにしても、女性店主って聞いてたけど、店員さんは全員男性だったなー笑。
祇園麺処むらじ (RAMEN MURAJI KYOTO GION)
京都府京都市東山区清本町373-3
075-744-1144