京都の出汁専門店「うね乃」が、もっとお出汁の魅力を伝えたい!という意気込みを
反映した、2014年にオープンしたうどん屋さんが「仁王門 うね乃」。
姉妹店と言える2016年にオープンした「麩屋町 うね乃」はおでん屋さん。
「麩屋町〜」のほうは、マンションの一室というこれまた隠れ家的なおしゃれさも有名ですが、
今回はお姉さんのほうの「仁王門 うね乃」のほうをご紹介。
場所は京阪の三条駅から徒歩5分くらい。
デザインは京都で町家リノベーションで飛ぶ鳥を落とす勢いの木島徹氏。
いや、今京都でおしゃれな店でこのスタイルのお店、ほんと多いです。
和風らしさと今っぽさを掛け合わせた感じ。
この流れはもう少し続くでしょう。
店内もいかにも現代的和風です。お客さんもたくさんいたので写真はなしですが。
あ、でも子供連れも全然OKなんで、そこもありがたい。
さて、うどん。
出汁はもちろん言わずもがな。美味しいです。
そしてめちゃくちゃ澄んでます。風味は豊かなんですが雑味がない感じです。
そしていかにも京都らしく盛り付けが華やか。
細く切った人参やネギが繊細でたおやかです。
湯葉など京都らしい食材もふんだんに入ってるで、観光客にはうれしいですよね。
出汁の専門店のうどん屋さんというと、いかにも古めかしいイメージですが、かなりスタイリッシュです。
このあたり、若い人にもっとお出汁に興味を持ってほしい、という危機感があるんでしょうね。
お出汁をジュレにした冷やしも。
カラフルなスイーツのよう。
高さもあってかなり映えも意識してます。
千切りの人参、オクラ、海苔、梅肉、玉子、生姜といろいろ入ってヘルシー。
これは旨味成分凝縮っ!!
鰹節のイノシン酸、とろろ昆布のグルタミン酸、さらに梅干しのクエン酸が相まって最高のスープ。
日本人なら旨味が舌を通って脳天直撃です。パンチ効いてます。
関東のうどんに比べて、やっぱり昆布のうまみがよく出てます。
うどんのコシも当然、京都なのでありません笑。
京都のうどんは出汁を食す、ってやつです。
炊き込みご飯も美味し。
やっぱり美味しいなあ。
家の近く、会社の近くにあればけっこうな頻度で行くだろうな。接客もいいし。
もうちょっと店舗を増やしてもらえるとうれしい。
夜は夜で、お鍋もあり。こっちもさすがに出汁が美味いので、ぜひお試しいただきたい!
うどん「仁王門うね乃」
京都市左京区新丸太町41
075-751-1188
営業時間 11:30~15:30 / 16:30~19:30
木曜日・月二回不定休
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