京都御苑の中、内閣府直轄の京都の観光スポット?である京都迎賓館。
世界のみなさまをお迎えするための施設、京都の、日本の文化の粋集めた施設。
これはきっとすごいんじゃないか?と思い、行ってみました!
場所は烏丸線「今出川駅」からなら徒歩15分、出町柳駅から徒歩20分ほど。
バスなら京都駅から市バス3、4、17、205系統ほか、30分ほどで「府立医大病院前」下車徒歩7分。
予約は内閣府のホームページから。ですが、直接行っても入れます。
が、その場合午前中に行っても午後の部からだったりと、結局めんどくさいのでやっぱり予約をオススメします。
中に入ると、さすがにものすごい厳重な持ち物検査があります。
それもそうか。が、それがなんかイヤではなく、すごい特別なとこきたなーと盛り上がるんですが笑。
格式の高い入母屋造、玄関に使われている木は樹齢700年のケヤキ、
底屋一如を体現したお庭など、随所に和風建築の粋が感じられます。
なるほどー日本の伝統的な建築や技術を現代風にするとこんな感じかーという印象。
というものの、意外にシンプル。
大型ホテルとかだとありそうなたたずまい。
そうかー日本建築の真髄ってシンプル、ってことなんだろうな。
池に稲を植えて「水田」を表現したり、池にかかる橋の天井は船底天井だったり、
逐一ワザが施されています。
と思えば洋風のお部屋も。
そうですよね、来賓は基本海外のお客さまですもんね。
ウチの文化はこれだ!と押し付けるだけじゃダメです。さすがおもてなしの国。
「聚楽の間」はいわゆる待合室。西陣の織物が張られた椅子、螺鈿細工が施された台など、
あちこち、そちらこちらに細工が。
桐の間。うーんシンプルながらゴージャス。
12メートルの一枚仕上げのテーブルもすごい。ハリーポッターも真っ青です。
座椅子には日本政府の紋章である「五七桐」が。
そう、あの500円玉の裏の紋章です。豊臣秀吉もそうです。
もともとは皇室の裏紋です。
皇室が時の政権に与える紋章なんでしょうね。
この書も絶対人間国宝なんでしょうね。
うーん意味わからん笑。
平安時代の貴族のように、池遊びをするための小舟も。
優雅ですねー。
日本の文化が随所に施されている京都迎賓館。
格式高いかなーと思ったら、わりとサックリ入れるし、日本文化のいい勉強になります。
日本建築、日本文化を1時間くらいでエクストリームに知りたい!
って方にぴったりなんじゃないでしょうか。
子供の夏休みの自由研究とか、ここ1発で済んじゃいそう笑。
そんな使い方もオススメです。
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