京都の台所、と言われる「錦市場」。といっても実際は京都の人いるかな?と思うほど観光客であふれています。
一個一個の商品は安いし、京都グルメを手軽に堪能できるとあって人気です。
京都らしい食材、京都らしい調理法の見本市、という側面もあっておもしろい。
そしてさらにおもしろいのが軒を連ねる80軒ほどのお店の商品の陳列の仕方。
異常なまでに積み上げたり、盛り具合がインパクト大。
海外の人へのインパクトを狙ってるんでしょうねー。
さて、ではそのディスプレイを見ていきましょう。
まず、錦市場への行き方ですが、四条駅、烏丸駅、河原町駅から徒歩3、4分です。
これだけ町のど真ん中に市場があるのがまず珍しい。
錦市場の歴史は、1615年、幕府より魚問屋として許可を得たところから。
魚を冷やすのに、地下水を使ってちゃんと冷やしてたから幕府よりオッケーが出た、ってことみたいです。
降り井戸という、井戸の底まで降りられる井戸を各お店が使っていたとのこと。
それだけちゃんとやってたら、確かにお上からお許し出そうです。
錦市場のディスプレイの基本は、同じものを大量に並べる、のようです。
ちりめんじゃこもこの通り。枡からあふれんばかりのちりめんじゃこ!!
個人的にはむんずと手で取って、そのままもぐもぐと口に放り込みたい衝動に駆られる。
こちらの海老もすごい。おびただしい量です。
近くまで行かないと一瞬なんだかわからない。
これだけの量をきれいに並べられると逆になんだか怖いです。
柴漬けもすごいなー。なんだかモロッコあたりのバザール、香辛料の陳列みたいだ。
「vegetarian OK」の張り紙。時代ですねー。
ここ数年錦市場の定番となったタコタマゴ。一串300円。
中にウズラの玉子が入ってます。
練り物、揚げ物、なんでもござれ。
とにかく種類も豊富。
最初は魚の卸問屋から始まった錦市場ですが、現代は本当になんでもござれ。
日本酒のお店も出してます。
ほかに、海苔屋、乾物屋、鶏卵屋、包丁で有名な「有次」、さらには蜂蜜屋、お椀屋さんなどなど。
東京で言ったら上野のアメ横に近いかな。
京都のお土産もこだわりの一品、ってわけじゃなければいくらでも揃います。
アーケードにもなってるので、雨の日の観光にもオススメです。
活気とにぎわいがあるので、ちょっとテンション上がる京都観光を求めてるなら一度は行っておくべきでしょう。
錦市場
京都食べ歩き ブログランキングへ
京都府京都市 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村