「清滝の 水汲ませてや ところてん」と松尾芭蕉も詠んだ京都の清滝。
ところてんの清涼感ある美味しさを、清滝の美しい水で表現したと思われる。
弟子の向井去来の家に逗留している時、清滝にも来たんでしょうね。
芭蕉が来た夏の清滝もいいですが、秋の清滝もこれまた紅葉がすばらしいです。
と言うわけでやって来ました清滝。
バスなら京都駅から清滝行きバスで1時間。
車で行くなら「さくらや(青木駐車場)」がおすすめ。
1日1000円。愛宕山登山でも恒例の駐車場。
「さくらや(青木駐車場)」に車を停め、この橋を渡ったらすぐ川沿いを右へ。
ここからだいたい1時間30分、高雄を目指す川沿い紅葉ハイキングです。
川沿い、と言いつつ最初は山道。
どんどん清滝川から離れていきます。
15分くらい歩くと結局清滝川沿いに戻って来ます。
紅葉がなくても清清しくて気持ちいい空間。
しばらく歩いてると、ちょっと開けたところに。
おお、この辺は紅葉が進んでます。いいねー。
お寺と紅葉、ってのもいいけどやっぱりこっちの大自然紅葉のほうが個人的には好きだなー。
おにぎり持って来ればよかった。
天気もよくて最高。
ハイキングコースとしても人気なのがよくわかる。
この辺りはもう紅葉真っ盛り。
ちなみにこの日は11月11日。京都市内の紅葉とは2週間くらい早い。
こちとら江戸っ子なので、どうしてもはしりを求めてしまう。
清滝は京都でも1、2を争う紅葉の早いスポットです。
紅葉が待ちきれない人にはうってつけ。
いやー紅葉真っ盛り。
市内ではまだ全然なのに。
陽光に照らされた紅葉はいいですねー。
完全に発光してるように見える。
「見上げても 覆い尽くす 紅葉かな」。芭蕉の代わりに清滝の紅葉で一句詠んでみました。
お粗末様でした。
このあたりが清滝の紅葉のハイライトでしょう。
だいたいスタート地点から40分くらい歩いたあたり。
川面に映る紅葉もまたいとおかし。
しかしこの川、渡れそうで渡れない。。ぜひとも川の反対側の紅葉を間近で見たい!
と思い、石を川に投げ入れて、橋を作って渡ろうとしたところ、まわりの人たちも協力しだし、
なんと即席の石橋が完成!! 水面スレスレだけど。みんな渡りたかったんだな。。
街中では見れない大自然の紅葉が堪能できます。
時間帯は午前中にぜひともスタートして、お昼ごろにこのあたりの着くのがベスト。
山の中なので、14時くらいにはもう西日っぽい陽光になってしまいます。
川の方に降りなければ、非常に歩きやすいハイキングコース。
平坦な道なので、子供もお年寄りもけっこういけるんじゃないでしょうか。
さらに歩くこと30分くらい。高雄に到着しました。
こっちも紅葉の名所だけあって、紅葉真っ盛り。
燃えるような紅葉。
川沿いのモミジって紅葉がきれいに出る気がする。
紅葉って逆光ショットが様になるなー。
それにしても高雄は一気に観光客が増えた。。
これはランチどうしよっかな。
その2へ続く。
さくらや(青木駐車場)
京都府京都市右京区嵯峨清滝一華表町30