京都の桜、お花見スポットはもう十分紹介され尽くした、
と思っていましたが、まだまだありました。
そのうちの一つが今回ご紹介する本法寺。
まだ人も少なく、これならゆったりとお花見できます。これはいい!
場所がまた渋い。千利休の所縁も深いエリア。
このあたりは茶道のメッカで、茶道総合資料館ほか、表千家、裏千家の施設がたくさん。
通りも美しく整備されており、いかにも品のいいエリア。
そんな中、本法寺はあります。
かなり立派な山門。
本阿弥光悦ら本阿弥家の菩提寺というのも納得です。
山門をくぐるとそこは桜の園。
あちこち人混みに混じって見る桜と違って、なんとも穏やかな花見が体験できます。
多宝塔と桜。どの建物もなんでこんなに知られてないんだろ?と思うくらい立派。
メディアに出てないってのが特に大きい。
茶道教室の帰りらしい和服の方々がちょろちょろ、地元の方らしき方々ちょろちょろ。
観光客って感じの人はほとんどおらず、静けさを保っております。
本堂前の桜も見事。
誰もいなーい。
境内は広々。特に拝観料を取るわけでもなく。お得だ。
ま、確かに電車だと行きづらいってのもあるのかな。
最寄駅は鞍馬口。と言っても徒歩10分くらい。
全然アリですよ。
本阿弥光悦が植えたとされる松。
ありがたいような、そうでもないような笑。
背の低いピンク色のお花も。これも桜なのかな。
お寺の雰囲気も開放的で、あんまりここ入っちゃだめ感がない。
どうぞご自由に、ご興味あればどうぞ、的な雰囲気。
やっぱり本阿弥光悦は芸術家ですからね。
お固い感じや権力張った感じがないのは、そのへんから来てるんでしょうか。
ゆっくりと桜を堪能。うーんここはいい!
なんだかスッキリする。
と、さらにこちらのお寺、実はお花見だけじゃなく、本阿弥光悦作の庭やら、
長谷川等伯の巨大画など、見どころもたっぷり。
そのあたりは次回。
本法寺
京都府京都市上京区小川通寺之内上る本法寺前町617
京都食べ歩き ブログランキングへ
京都府京都市 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村