京都観光とグルメのブログ

観光客には教えたくない!? 京都の桜、お花見の穴場スポット「妙顕寺」とその周辺。





京都の桜、お花見スポットは数あれど、どこも人混みでゆっくり見れない。

高台寺の桜は有名だけど、あれだけ混んでると途中で、

「もう桜なんかどうでもいいから帰ろう」って気分になってしまう。

そうなるともう風流どころじゃない。

なので、やっぱり人混みのない桜を楽しみたいものです。

と、そんな悩みに応えられるお花見スポットを発見。

本当はあんまり教えたくないけど、

何と言ってもアクセスがそんなによくないので、大丈夫でしょう笑。

場所は烏丸線鞍馬口から徒歩15分ほど。うーんマイナーな駅で微妙に遠い距離。

しかしそのおかげで春爛漫な日曜日でも全然人がいない笑。

これほんとありがたい。

東山あたりの桜の名所だともう人だかりでしんどい。

それに比べてこちらはほのぼの。やわらかな春の光と相まって心もやわらなか気分になれます。

勅使門と桜。いかにも京都らしい花見ですよね。

ちなみに勅使門とは、勅使という天皇からの手紙なんかを届ける役目の人です。

天皇からの手紙を持ってくる人なので、めちゃくちゃ丁寧に対応しなければいけません。

てことで、勅使専用の門を作っている寺社仏閣が多いのです。

だからだいたい家紋が菊の紋なんですねー。納得。

境内はまずまず広く、とはいえ広すぎずの散策するにはいいサイズ感。

このエリアのお花見はゆったりできていい。

それにしても全然知名度ないけど立派なお寺だなーと思っていたら、

日蓮宗の大本山、京都の日蓮宗最初の寺院だそうで。

ほんとは桜の樹の下にシート敷いてお弁当でも食べたくなるんだけどなー。

流石に境内だからまずんだろうな。

この人のなさに負けて危うく暴挙に出そうになる自分をなんとか抑えました。

琳派の祖、尾形光琳がこちらのお寺の檀家だったということで石碑も。

が、説明がなさ過ぎてなんだかよくわからん。

もはや京都あるあるです。

妙顕寺を出てすぐそばの妙覚寺へ。こちらはとにかく表門前のしだれ桜が名物。

超絵になる。これは「そうだ、京都、行こう」キャンペーンにいつ出てきてもおかしくないレベル。

なのにこの穴場感。行くなら今のうちでしょう。

この表門、豊臣秀吉の聚楽第の遺構とも言われています。

と、戦国好きならぜひ知っておきたいトリビアをもう一つ。

この妙覚寺は織田信長の京都の定宿でした。

信長は京都に20数回きてるそうですが、そのうち18回泊まってるそうです。

有名な本能寺は実は3回しか宿泊してないそうな。

あの日もこっちに泊まっていたら歴史は変わったのだろうか?

そんな歴史ロマンに心を馳せながらのお花見って、京都ならではです。

妙顕寺、妙覚寺と京都のお花見穴場スポットのすぐ近くにある公園。

ここもお花見スポットとしていい公園。

ここでやっと弁当を広げられます。

このくらいの公園なら、東京だったら人だかりで宴会になっちゃいそうだけどこの人のなさ。ステキです。

京都ゆるりお花見散歩を満喫しました。

 

妙顯寺 寺務所
京都市上京区妙顕寺前町514
075-414-0808

 

京都市上京区妙顕寺前町514


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