京都観光とグルメのブログ

お花見、紅葉、行楽のランチを京都の老舗仕出し弁当で贅沢に!「京趣味 菱岩」





京都でお花見、紅葉など行楽で訪れる際、京都らしいランチを食べたい、

が、時間がないのでもはや持っていきたい、または桜や紅葉を見ながら食べたい、

なんて時に便利なのが「京趣味 菱岩」の仕出し弁当。

ま、京都の紅葉ってほとんどがお寺なので弁当持って行けるとこ限られるんですけど。

あ、京都御所は弁当食べながら紅葉も楽しめるしいいでしょう。

お花見なら鴨川がベストでしょう。

というか、お花見、紅葉に限らず、行楽に行く際、ちょっと贅沢に洒落込みたいって時にいい弁当です。

で、「京趣味 菱岩」です。創業天保初年、1829年。間違いなく老舗です。

店舗ではないので祇園の中でもひっそりとしてるのがまたいい味出してます。

祇園四条駅から徒歩5分ほど。

白川通りからちょっと北に行ったところ。このへんは観光客ほぼゼロでいい雰囲気。

お店の横には自転車のズラリ!

なんといっても仕出し専門ですから。お茶屋さんに運ばれ、旦那衆の舌を唸らせること170年余り、って感じです。

それが現役ってのもスゴイ。

はためく老舗の暖簾。なんて書いてるあるのか全然読めない。

「山宜薫堂」? 小山薫堂みたいだけど多分絶対違う。

なかなか入りづらい雰囲気だけど、行っちゃいましょう。

こんちわー。

お、いきなり厨房。かっこいい。

まさに料理の仕込み中の方が対応してくれます。

と、もちろん要予約ですよ。2週間前くらいが目安かと。繁忙期はもっと前かも。

壁には何か「御用」とか「御関所」とかが読める文書が。

許可証みたいなものでしょうか。

それにしても慶応二年って書いてるのが老舗ならでは。

店に入ってものの数秒で仕出し弁当ゲット。

ぬおーテンション上がる。

あ、暖簾に書いてるのと同じ字が箸入れに。え、これで「菱岩」って読むのか。

篆書?隷書?いや違うな。こういう書体、なんなんですか。

で、どこで食べたかって言うと、まーここです。

京都でも指折りの大好きな場所、鴨川です。

さらに言うと、お花見の季節でも紅葉の季節でもない、五月の鴨川。

観光客もいないし、青葉が目に眩しい、最高の時期です。

これを味わいたかったので弁当にしたわけです。

出ました、御大、菱岩の仕出し弁当、4860円也! 高っ!!

弁当にこんなに出すって、個人的には暴挙ですが、たまにはいいかなと思って。

本当は二段折詰弁当がよかったけど、今はやってないそうです。

出汁巻玉子美味しかったなー。噛むと出汁がいっぱいに広がります。ほぼ水分でできてるんじゃないかってくらい。

焼き魚、さすがに弁当のクオリティじゃないです。料亭のクオリティ。

確かにお弁当としては高いけど、大満足の料理、鴨川のせせらぎ、

木陰の下を通り抜ける涼やかな風を感じながらのお昼の時間、

遠くに見える大文字山を眺められる大満足の景色を味わえると思えば安いんじゃないか。

お金の価値ってなんだろう、と思案に耽りそうになるお弁当でした。

 

京趣味 菱岩
075-561-0413
京都市東山区新門前通大和大路東入ル西之町
予約受付11:00~20:00
日曜・最終月曜休

 

 

京都市東山区新門前通大和大路東入ル西之町


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