京都に住んで好きになったもの、鯖寿し、フルーツサンド、鱧、和菓子などなど、
たくさんありますが、これはどう考えても関東のがいいでしょう、と思っていたのに、
好きになったものがあります。それが「玉子サンド」。
関東の玉子サンドは半熟で白身と黄身をクラッシュしてマヨネーズで和える。
絶対こっちのほうが好み! と思ってたのに。。
ガッチリ卵焼きにした玉子サンドなんて、だいたい想像もできるし、そんなに美味いもんじゃないでしょ。
と、思ってたらこれが大間違い!
なるほど、これは愛されるわ。という玉子サンドをご紹介します。
場所は烏丸御池から徒歩7、8分くらい。
ところが! これが超人気店なので玉子サンドにありつけるまでが大変です。
予約は開店の11時30分のみ。
それ以降は予約はできず、お店まで行って予約します。
烏丸御池から北西に行った閑静なエリアにあります。
お、これはもしやすぐ入れそう?
平日のランチで行ったところ、ちょうど人が出てきて運よく入れました。
レトロ喫茶の代表格だけに店内おしゃれ。
一人客が多く、ゆったりした雰囲気。
店内の本のセレクトも抜かりなし。
おしゃれな本がズラリ。
これは読みたくなる。
世界観に一分の隙もございません。
そしてなぜか玉子サンドの食べ方が書いてある。
読むとどうやらとにかくデカいらしい。。
持ち帰りできるよーとか、二人以上なら一皿にして、ほかのメニュー頼んでみては?とか、
女性や子供は半分に切るよーなど。めずらしいね。
そして御大登場!!
デカーいっ!!
なるほどこりゃ女性一人はムリでしょう。
目の前のおしゃれな女性一人客、大丈夫か?
この写真だとわかりづらいですが、ケンタッキーのハッピーバーレルを盛り付けたくなるような巨大な皿で登場。
そして、熱っ!! 火傷しそうなほど。
ところで、こちらの玉子サンド、別名「コロナサンド」と呼ばれております。
もともと「コロナ」という京都人に愛された喫茶店があり、そこの玉子サンドを再現したものだから。
うーん京都人の玉子サンドへの情熱、本物ですね。
ぷるんぷるんの玉子、薄く塗られたケチャップとマスタードの相性がバツグン。
関東では食べられない食べ物ですね。
コーヒーも美味い。
こっちは「喫茶セブン」という、これまた京都の喫茶店の味を再現。
失われたレシピを2つも復活させるとは、京都人の喫茶愛は並々ならぬものがありますね。
喫茶マドラグ
京都府京都市中京区押小路通西洞院東入ル北側
075-744-0067