京都観光とグルメのブログ

【ふじ亭】京都の老舗仕出し屋さんでおトクに穴場ランチ。





京都は仕出し屋さんがいまなお多く営業しているエリア。

仕出し屋さんとは、宴会やお茶遊びなどで、食べ物を作って持ってきてくれる営業形態のこと。

今でいうデリバリーお弁当屋さんです。

当然、お茶屋さんが多く残っている京都だからこそ、ニーズがあるってわけです。

なかなか日常生活で、宴会をして、仕出し屋さんに頼むっていう豪勢な宴会ないですからね。

お弁当屋さんと違うのは、やっぱり、そのクオリティ。

「お弁当だからこんなもんだよね」では、旦那衆は納得できません笑。

ちゃんと一品一品、料理人が腕を奮って作ったものを詰め合わせないとぶーぶー言われちゃう世界です。

ふじ亭22

そんな仕出し屋の一つが「ふじ亭」。

場所は丸太町駅から徒歩7分くらい。

このあたりは静かな住宅街ながらあちこちに名店があるエリア。

品のあるエリアです。

ふじ亭

もうひっそりと。

鄙びた雰囲気ぷんぷんで、実はずっと気になってました。

老舗オーラもすごく、めっちゃ高いのかなーと思って店先に掲げられたメニューを見ると、

「京風弁当」1210円

「天ぷら定食」1320円

「うな重」1540円

うん、イケる!笑

店内。奥の方の調理場からは声が聞こえますが、お客さんスペースは静か。

そう、誰もいませんでした笑。

やっぱり仕出がメインで、来客は少ないみたい。

これって穴場?

二階もある模様。

宴会をこちらでやることもできるのかな。

さて、京風弁当。

実は頼んだのは息子。

子供的にはもちろんハンバーグやチキンライスなんてのが大好物で、和食を見ても全く心が動くタイプじゃないですが、

パクパク流れるように、お刺身、ごはん、玉子焼き、ごはん、煮物、ごはんと食べていくのを見ると、

美味しいんでしょう笑。

自分はと言うと、うな重。

ま、いわゆるうな重とは量が違いますが笑。

お弁当ですからね。

焼き、より蒸しが強い、感じのうなぎ。

とてもやわらか。これはお年を召した方にも重宝されるんじゃないでしょうか。

と、東京では見かけない小鉢が。

え、実山椒がこんなに。

これってかけろ、ってこと?

山椒LOVEな京都らしく、山椒の粉がたっぷりかかってましたが、

そこへさらに実山椒をこれでもか!とかけてやりました。

うん、美味い。こんな食べ方、東京ではないなー。

うーん和食って気持ちいい。さっぱり。そして満足。

町家をリノベーションしたおしゃれな創作和食のランチ、って言うのも京都にありがちなランチですが、

京都観光上級者ならば、あえて地元の人が食べてるランチ、いや、京都人でも知る人ぞ知る的な、

仕出料理をお店で食べる、と言う技ありなランチ、ってのもいいんじゃないでしょうか。

 

ふじ亭
京都府京都市中京区竹屋町通富小路東入魚屋町439
075-231-2229

 

京都府京都市中京区竹屋町通富小路東入魚屋町439


京都食べ歩き ブログランキングへ

京都府京都市 ブログランキングへ
にほんブログ村 旅行ブログ 京都旅行へ
にほんブログ村
にほんブログ村 グルメブログ 京都食べ歩きへ
にほんブログ村



 

モバイルバージョンを終了