京都の河原町四条、高島屋を筆頭に京都のシャンゼリゼ通り、若者からファミリー層まで取り込む、
ショッピングのメッカです。そんな通りを一本入って寺町通りにある老舗の居酒屋「たつみ」。
禍々しいオーラを放つ外観。
昔は向かいはキャバレーでこのあたりはいかがわしい男たちがたむろしていたそうです。
ま、いまでは大学生や女子会の飲みも普通にあるくらい庶民の居酒屋ですが。
とある日曜日の夕方、ショッピングを終え、子供の寝かしつけとか考えるとさっさと夕飯を済ませて、
家帰りたいと思って店を探していたところ、浮かび上がってきたのがこちら「たつみ」です。
いや、だってこの居酒屋、昼の12時からやってるんだもん笑。
さすがに平和な日曜日の家族団らんの夕飯としてここは違うか?と思いつつも、めんどくさくなって突入を決行!
店内入るとガッツリ飲み会がすでに開催されており、いたるところで宴もたけなわ状態。ツワモノどもです。
居酒屋遺産と呼びたくなる、いい感じの立ち飲みスペースを抜け、座敷に通される。
店員さんは「お、そのメンバー構成でウチ来る? ま、全然いいですけど」って雰囲気。
それにしてもこのおびただしい短冊の数。いい雰囲気だなーと飲み好きとしては思うが、今日は家族連れ。
家族の顔色を伺う。子供はちょっと緊張気味。妻は短冊の数々に目移りがすごい。ま、いっか笑。
あーそうか、全席喫煙可かー。子供連れにはここはツライ。
まずはおひたし。うん、美味い。
居酒屋ってお酒の肴メニューなので、塩辛かったりで不健康なイメージだけど、
お酒あんまり飲まなければ、めちゃくちゃ野菜が摂れるヘルシーな店かも。
お酒飲んでたらそんなことまったく考えなかったけど。
きゅうりの浅漬け。シャクシャク。
あーやっぱりダメだ、レモンサワー一つ!
結果妻も日本酒に行き、食べ物がどんどん酒の肴系にシフト。
妻の好きなムカゴ。さすがにあれだけ短冊メニューが並んでいるだけあって珍味も多い。
飲みながらたくさん短冊の中からお気に入りのメニューを探すのは、宝探しのようで楽しい。
子供が好きそうな鳥の手羽焼きを注文。
塩胡椒が別に添えられてるのがありがたい。子供にはすでに十分な塩加減です。
とまあ、わりとこれだけメニューがあれば、ファミレス的な使い方、さしずめファミザカとして
ファミリーでも使えるんじゃないか?と一瞬思ったけど、全席喫煙のため、
妻子を守るべく足早に店を後にしたのでした。
たつみ
京都府京都市中京区裏寺町通四条上ル中之町572
075-256-4821