銀閣寺から永観堂まで南北に走る気持ちいい小道「哲学の道」。
春は桜、秋は紅葉が楽しめる京都のはずれの、それでいていかにも京都らしい道。
その哲学の道のちょうど中間あたりにあるのが木を使った食器や家具の店「銀意匠」。
こちらのお店、実は「孤独のグルメ 京都編」で出てきます。
主人公の松重豊が注文を受けて女主人の鶴田真由と話すシーンだったかと思います。
作品を観た時は「あ、あそこだ!」とピーンときたものです。
いかにもおしゃれなものが売ってそうな外観。
2階はカフェ。こちらも木になる。
というわけでフラッと入ってしまう。
いかにも京都らしい、と書いたものの、調べてみると「木曽アルテック」という長野県にある会社のショールーム。
長野の木材を使って和の雰囲気の食器やイスなどを展開。
なるほど、和と言えば京都、京都の醸成された雰囲気を借りて自社製品をアピールするとは、考えましたね。
実際、店内のお客さんは海外の方が多い。うーんやるね。
店に入ってすぐにはとにかく木の種類がたくさん陳列してるのは、
「うちは木を扱ってます!そしてこんなに種類あるし、こんなにいろいろ加工できます」
をとにかく言いたかったんでしょうね。
京都じゃなかろうが、とにかくモノはいいと思います。
長野の人が京都土産気分で買ったらちょっと複雑な気分かと思いますが。
それにしても木のお皿ってほんとに使いやすいんだろうか。
どうしても汁とかソースとかが洗っても落ちないんじゃないかと疑ってしまうのは自分だけでしょうか。
それともそれが味わいとなったりするんでしょうか。
その恐怖によって、あんまり木のお皿を買う勇気が出ないのです。
お金持ちさんからすると、そうなったら捨てればいいじゃない、って感覚なのでしょうか。
いやそれだとサステナブルじゃないし。。
どなたか使用感を教えてください。
木のぬくもりと上質感がびんびん伝わってきます。
木のコップかー。ちょっとこれで麦茶とか飲んでみたい。
ていうか窓の外は哲学の道と桜っていうロケーションもいい。
こういうお弁当箱、憧れるんだよなー。
が、ランチはお弁当派ではなく外食派なのでどうしても食指がのびない。。
だいたいな色使いのもはやアートっぽいのもあります。
店内を見てるだけでも楽しい。
素敵な食卓ですなー。
これだけでセンスのいい人ん家感出るでしょうね。
あれこれ店内を見てたら、哲学の道を散歩しにきたのに何しに来たのか忘れてしまいました。
哲学の道に来たら、寄ってく価値のあるお店だと思います。
銀意匠
京都府京都市左京区鹿ケ谷法然院町43
075-751-7175
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