「京都南丹大堰川フェスティバル」。毎年8月14日。5000発。
京都人にけっこうすすめられた花火大会で、実際、かなりいい!
かなり気に入って、毎年行く花火大会となりました。
京都市内では花火大会はないので(が、実は京都人も知らない穴場として宝ヶ池花火大会があるがこれはまた後日)、
京都の花火大会としては、重宝がられている感もある「京都南丹大堰川フェスティバル」。
東京だと、隅田川やら神宮やら町のあちこちでやってるけど、京都だと街中はやりませんからね。
まず、何がいいって、花火大会のサイズ感。人が多すぎて、隅田川みたいに、
「止まらないでくださいー、歩き続けてくださいー」とか言われない。
これだともう風情も何もない。その点「京都南丹大堰川フェスティバル」は皆無。
次に、花火が超近い!! あんまり近くに行き過ぎると、首がちょっと疲れるくらいもはや真上!
花火の爆風を感じる距離。
川の反対側から上がる花火、そして川沿いはコンクリートで段々になっているので、
視界に前列の人の頭が、ってことがなく、まるで劇場のように見やすい。
花火大会のために設置されたようなロケーションだ。
こんな感じで川沿いが特等席。
夕方に着いていれば基本座れます。
ギッチギチの席取りバトルもない。
ちょうどいい見物人の数。
また、玉数も十分満足できるレベル。2000発と聞くと、そんなもんか、と思うが、
打ち上げに緩急があって、見せる時は見せる、まとめる時は豪勢に、といった風。
かなり満足感がある。
花火大会というと、夕方から行くイメージだけど、「京都南丹大堰川フェスティバル」は昼から行っても楽しめる。
なんといっても、ほがらかな大自然。まわりに邪魔な背の高いビルは皆無。
これだけで最高。カブトムシやクワガタを売っている店があったりと、子ども連れも楽しめる。
さらに、花火大会が始まる前にぜひ、行っておきたいのが露天エリア。
河川敷に広場に、まるでバザールのように軒を連ねる。
ここでの主役は、地元の中高生あたりだが、なんだか青春をリアルタイムで見られたようなお得な気分に。
最後に、クルマで行く方への注意点。
というのも、もともと南丹市民向けのイベントなので、駐車場は小規模(1台あたり3000円)、
公共交通機関の利用を推奨しています。
だいたい、駐車場から花火大会会場まで徒歩10分ぐらいを覚悟してください。
線路沿いを歩いていくのが近道です。
うーんまあそのぐらいいいかーと思えるぐらい、いい花火大会ですけどね。