京都から広島へ旅行その7。広島の観光地としてバツグンの知名度を誇る「宮島、厳島神社」。
その行き方、見どころ、そして一番気になる干潮と満潮の時間をご紹介します。
まず、干潮、満潮はそれぞれ1日2回あります。
そして1年を通してその時間は1日50分ずつずれていきます。
そう、というわけで一言では言えません笑。
なので宮島観光協会のこちらのHPがオススメです。
https://www.miyajima.or.jp/sio/sio07.html#calendar
毎日24時間体制、しかも気になる日付を入力すれば計算してくれて便利。
自分もこれを参考にしとけばよかった!と思う超優良HPです。
続きまして宮島への行き方です。
JR広島駅から電車で約30分「宮島口」駅下車。
降りるとすぐにフェリー乗り場があります。
フェリー会社は2つ。JR宮島フェリーと宮島松大汽船。値段は一緒片道180円。
ではどっちがオススメか?
JR宮島フェリーなら、大鳥居が間近で見られるコースがあるので厳島ファンにはオススメ。
宮島松大汽船は、弥山に登るための「宮島ロープウェー」とのセット券があるので弥山ファンにオススメ。
迷いますね。お金を気にしなければJR宮島フェリーです。
海を隔てて向こうに見えるのが当然宮島。
おだやかな海だなー。
宮島までは10分のほんと短い距離。香港のスターフェリーよりちょっと距離がある程度。
宮島上陸! 上陸すると鹿がお出迎え。
奈良の鹿はけっこう凶暴(エサよこせと噛み付いてくる)だったけど、こちらのはおだやか。
神の使いはこうでないと。
商店街を抜け徒歩10分ほどで厳島神社に到着。
おおーー。完全に干潮だ。実は本人はまったく時間を調べずに行きました笑。
そしてできれば満潮がよかった笑。
まー行く時間のタイミングが選べなかったのでしょうがないんですが。
満潮のほうが海に浮かぶ神殿感があっていいでしょうねー。
が、干潮にもいいところが!
そう、歩いて大鳥居の近くまで行けるんです!
これはこれで楽しい。子供連れだったらむしろこっちのほうがいいのでは?
なので大人同士のかっこいい厳島神社を堪能したい=満潮、
子供連れ、さらに友達とワイワイしたい=干潮、
というオススメ分けを提案しときます。が、これは2回行くべき、と思ってしまいました。
2019年は大鳥居の工事、このあと社殿のほうも工事するとのことで、
終了予定は令和4年12月。先は長い!
干潮だと砂漠の上の神殿、といった風情。これはこれでかっこいい。
国宝にして世界遺産。松島、天橋立と並び日本三景。もう日本も世界も認めた超観光地です。
マストゴー感すごいです。
厳島神社の歴史をちょっとご紹介しとくと、祭神は市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)ら。
現在の潮の満ち引きを計算した場所に建てたのは推古天皇即位の593年。
その後、平清盛が厚く信仰して、現在の寝殿造り様式にしたとされています。
曲がりくねった回廊が厳島神社のかっこいいところ。
ゲームやファンタジーの世界観が現実にある感じだもんなー。
というかむしろこっちが原型なんですが。
ついさっきまでこちらで結婚式の記念写真をしてました。
ここで結婚式挙げたら確かにいい思い出になるでしょうね。羨ましいです、広島のみなさん!
不謹慎かもしれませんが、ここがカフェだったらめちゃくちゃ人気出るでしょうね。
でも平清盛とか、この大広間で飲み会とかやってそう。
「鏡の池」。干潮になると現れる手鏡のように見える池。秋の月と一緒に詠まれた歌がたくさんあるそうです。
平清盛ってセンス良さげですね。
諸行無常の鐘の音、は特にしない。
干上がった海を歩く鹿。
うーん自分が詩人なら一句くらい詠めそうなんだが。
腹が減ってきました。
次回は厳島周辺のオススメランチをご紹介。
厳島神社
広島県廿日市市宮島町1-1
0829-44-2020
午前9時から午後4時まで