前回の「壬生寺」から徒歩1分のところにあるのが「八木邸」。
新選組誕生の地、と言っていいでしょう。
将軍家茂の警護のため江戸から上洛した「浪士組」。
任務を終えた浪士組は、江戸から戻って来いよーと言われますが、
いや、戻らん! と思ったのがここ八木邸を宿家としていた13名。
芹澤鴨、近藤勇、土方歳三、沖田総司、山南敬助、新見錦、原田佐之助、藤堂平助、野口健司、
井上源三郎、平山五郎、平間重助、永倉新八。
この13名が「新選組」を結成します。
というわけで、まさに新選組誕生の地なわけです。
はい、こちらが八木邸前。赤色に白抜きバージョンの旗。
こっちも有名です。
と、八木邸前にある和菓子屋さんが「京都鶴屋」。
なぜか八木邸の見学料を「京都鶴屋」に払う?なんで?しかも1000円、高っ!
と思ったら、この和菓子屋さん、いまの八木家の生業なんですね。
1000円には抹茶と和菓子が付きます。
この道をずずいっと進めば八木邸です。
はい、こちらが八木邸。浅葱色の暖簾がいかにも。
浅葱色ってもう少し緑っぽい気がするが、新選組の色ってこれだよなー。
もうちょっとターコイズブルーというか、ボンダイブルーというか。
と、ここから先は撮影禁止。き、キビシイな。。
中に入るとおばさんが部屋の中で、新選組の歴史について、けっこう長めに解説。。。
長いので「自由に歩き回っていいですか」と別のスタッフっぽいおじさんに聞くと、
「いいですが、特に見るところないですよ、狭いので笑」とのこと。
確かに笑。うん、なんかこの親切で正直なところが八木家スタイルなのかも笑。
荒くれ者の新選組を受け入れたのも、そんな八木家スタイルの気質があったからかもなー。
とは言え、新選組による生々しい刀傷の跡などは、ファン必見じゃないでしょうか。
あまりにファンがその刀傷を触るので、磨耗してしまい、今はプラスチックの防御が笑。
別の部屋にも磨耗してない刀傷があるので、そちらも必見。
刀って柱ですら、こんなに切り口が鋭いんだなーとちょっと感動。
ちなみに昔の人は150cmくらいだそうで、それでこんなに家の天井が低いのか、
と思ってたら、武家屋敷は規則で天井が低くなってるそうです。
その理由が刀を振り上げさせないため。なるほどねー。
和菓子屋さんのほうに戻ってきました。
抹茶系のお菓子とかたしかに美味そうだな。
新選組関連のお菓子も多数。
そりゃーもう新選組グッズもこれでもか!ってほど。
うーんもう浅葱色ってどんな色だかわからなくなってきた。。。
店内には懐かしのNHK大河ドラマの「新選組!」のポスターが。
みんな若いなー笑。
こちらが見学料とセットになってる抹茶と和菓子。
お茶受けの名前は「屯所餅」。新選組にあやかってる感がエグい。
が、ベーシックなお菓子ではあるものの、味は美味しい。
抹茶も疲れが取れるー。
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