京都の超有名料亭「和久傳」。もともとは京丹後の旅館でしたが、京丹後で捕れたカニを京都に持ち込み、
それが評判となって、京都でも有数の料亭へとなりました。
現在もやり手で、料亭のほかに、お持たせ専門店や野菜をメインとした料理店など、
確かなクオリティを武器に、コンセプチュアルなお店を次々に出店していく名料亭です。
そのうちの一つが京都駅直結の和久傳プロデュースの「はしたて」です。
こちらのお店は「麺」と「丼」に絞った商品展開なので、「和久傳」の味を堪能できつつ、安価というのが魅力です。
しかも駅直結の建物の中にあるので、京都観光をし終わって、最後新幹線に乗る直前にもう一軒！
なんて時に便利だったりします。
というわけで人気店なのであります。
週末の開店１０分前くらいに行ってみると、うわーやっぱり行列なんだなー。
と思ってたところ、もう一店の人気店「中村藤吉」で並んでるほうが多く、とりあえずほっとする。
ここなんて言うんでしょう。
京都駅の中央改札の向かいくらい、エスカレーターで２階に上がったところです。
隣は伊勢丹。住所をみると、
ジェイアール京都伊勢丹 JR西口改札前イートパラダイス
だそうです。一応伊勢丹の中ってことなんですね。
建物が開くと、とりあえず普通に座れました。
なんだびっくりした。
テーブル席のセンターには電子コンロ。鍋とかも出るんでしょうね。
このあたり、老舗料亭なのに、考えが今風なのが和久傳らしい。
オススメは鯛の胡麻味噌丼。
セットにして、これまた和久傳ご自慢のスイーツ西湖もぜひ。
鯛と味噌。うーん不味いわけがありません。
濃い味で美味しい。ごはん、もりもり食べてしまいます。
お茶漬けにしてもどうぞ、と言わんばかりに急須にお茶が入ってますが、
お茶をかけると、鯛のこのもちもち感が失われそうで悩ましい。
が、結局、お茶漬けにしちゃうんですが。
お茶もちゃんとしたいいお茶使ってるなあ。
鯛味噌の濃い味をしっかり受け止める、濃いお茶が合う。
やっぱりせっかくなので鯖寿司も付けてしまいました。
いろいろなお店の鯖寿司を食べましたが、和久傳のは端正な味ですねー。
赤身が残るレアな〆方がさすがです。
最後は和久傳の銘菓、西湖で。
つるんとした食感とコクのある甘さですっきりとした食後感。
お茶に合うなー。
うーん端々に京都らしさが見受けられるいいランチでした。
はしたて
京都府京都市下京区烏丸通塩小路下る東塩小路町901 ジェイアール京都伊勢丹 JR西口改札前イートパラダイス
075-343-4440
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