京都の東側の紅葉名所、金塊光明寺と真如堂。この二つの間にひっそりと佇む
知る人ぞ知る紅葉スポットが「栄摂院」。ほとんどの人が通り過ぎて行きます。
が、が、こここそ、京都でも指折りの超穴場的紅葉名所。
普段は開いておらず、紅葉のシーズンだけ、入りたければどうぞーぐらいの、
なんの案内もない感じでやってます笑。
そんなわけで、ほとんどの人は、ここやってるの?的な感じでチラ見して、
門の前を過ぎて行きます。
ちょっと目ざとい人は、山門の奥にある紅葉を見て、
「あれ? なんかあのもみじ、ものすごく赤くない?」と気づき、
入っていいなら近くで見て見たいなー、と思うことでしょう。
そう思った人、正解。ここは絶対に見るべき。
庭園はちょっと田舎の民家ぐらいの広さしかないですが、
庭園の真ん中に仏様が鎮座し、その手前に真っ赤なもみじが棚引いております。
極楽浄土な雰囲気ハンパないです。
無名の紅葉スポット。なので大して期待せずいると、山門をくぐると、
ほとんどの人が、「ほわあ〜〜」と感嘆の声を漏らします。
混雑でごった返す、ってこともありません。
小さな庭に、数人。まるで、この寺の会員か何かで、
特別に見せてもらっているような気分になります。
が、タダです! 拝観料も頂きません! 最高。
燃えるような赤。明らかにほかの紅葉より赤が鮮烈です。
人も少なくていい。ガヤガヤしてない。いつまでも好きなだけいていい雰囲気がたまりません。
栄摂院
京都府京都市左京区黒谷町121
京都府京都市左京区黒谷町121