京都のお土産としてぜひともオススメなのが「亀屋良永」の「御池煎餅」。
おせんべいと言えば、バリバリ、ポリポリと食べるイメージですよね?
しかし、こちらの「御池煎餅」、ふわふわ、しゅわしゅわって感じです。
さすが京都、おせんべいですら、こんなにも上品に、はんなりとするなんて!
場所は御池通りと寺町通がぶつかる角。
そんな場所なので「御池煎餅」が生まれたんでしょうね。
駅で言うと「京都市役所前」駅から徒歩1分。
改札から地上に出たらすぐそこです。
創業は1832年、天保3年。看板はなんと白樺派の武者小路実篤!
さらりと文豪が協力してるあたり、歴史を感じさせます。
ひなびた雰囲気がいい感じ。
柱一つ一つに年季を感じさせる風合いがシブい。
創業から200年近い老舗なのに、こじんまりと営業しているのがまたいい。
京都にはもう一軒、「亀屋良長」という和菓子屋さんがあります。
しかもそっちも、歴史ある老舗和菓子屋さん。。
読み方も一緒。ほんと紛らわしい笑。
京都では100年以上続いている企業が1000社以上あるそうです。
すごいですね。
ショーウィンドウは京都らしさを感じてもらえるように、とお店としてもディスプレイに力を入れているそうです。
ちなみに営業時間が8時〜18時まで。
会社帰りに寄って買っていこう、と思っても終わってます笑。
ここ、なんとかしてほしいんだけどなー。
せめてもう一時間長く営業してくれれば。。売り上げも倍増すると思うんですけど。
御池煎餅が有名ですが、そこは老舗和菓子屋さん、そのほかにもたくさん商品はあります。
どれも名前や見た目、センスいい。
当然、味も気になるのですが、今回は御池煎餅一択で!
で、買ってきまた、「御池煎餅」!!
この缶ってのがまずかっこいい。
京都観光をして、パンパンのバッグに詰め込んでもおせんべいが割れないという寸法です。
これは京都土産としてよく考えてますねー。
そして、美術にお詳しい方ならすでにお気づきかと思いますが、
こちら、版画家の棟方志功がラベルの文字を制作しております。
御池煎餅は明治にできた商品ですからね。
当時としては、老舗のルイ・ヴィトンが新進気鋭のアーティスト村上隆にデザインを発注する、みたいなものでしょうか。
ちなみにこの缶でお値段、22枚入りで1350円、
32枚入りは角缶に入って、2052円、
48枚入り角缶 2808円、
60枚入り角缶 3564円、
といろいろあります。ていうか60枚入りって、どんだけ後引く美味しさかが伺えます。
はい、こちらが「御池煎餅」です。
ふんわり、サクサク、しゅわしゅわ。まーサラダせんべいに食感は近いです。
やさしい甘さとちょぴっとした塩気。
カレー味、しょうゆ味、と並んで「はんなり味」って言葉があれば、ぜひこのせんべいに付けたい。
そんなに強烈なインパクトを残す味ってわけじゃないんだけど、ついつい食べちゃう後引く美味しさ。
うーんここに200年近く続く老舗となった理由がありそうです。
御池煎餅(亀屋良永)
京都市中京区寺町通御池下る下本能寺前町504
075-231-7850
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